熱田神宮
名古屋旅行の2日目は、熱田神宮~名古屋城をゆく旅です。
ご祭神は草薙の御剣に依られる天照大神;熱田大神です。神殿の造りや境内に、伊勢神宮を参った際の印象が蘇るのも納得です。2017.09.05 伊勢神宮/白い御簾
鎮守の杜は夏の緑、緑は小雨のなかで一層の輝きを放っています。大都市/名古屋に在りながら喧騒から隔絶されたこの空間は、清冽な気に満ちていました。身体のすみずみに静かな、そして軽やかでもあるのにずしりとした手ごたえがある不思議な感覚が拡がっていきます。
境内の木々は、一様にノキシノブを着生させています。そのしゅんしゅんとした様はとても風流で、なんともいえない気持ちのよさ!宮域に7本あるという巨大楠木の内の1本、弘法大師お手植えと伝わる神木からは、圧倒されるようなパワーを感じます。(この大楠に住むという神の遣い;白蛇への供物;卵が置かれていました)
『こころの小径』を往き、楊貴妃ゆかりの清水社で、美肌効果を期待して顔を洗います。境内を一周して、いよいよ謎に包まれる草薙御剣ワールドへ・・・剣の宝庫;草薙館でお勉強です。陳列された刀剣には説明書きがつけられていて、刀剣の美しさが語られているのですが、う~~ん、難しいです。美術品として鑑賞すると確かに美しいと思いますが、剣そのものへの興味より、草薙剣の背景である神話の世界に惹かれます。草薙剣といえば、つい最近に大河ドラマで見たせいでしょうね、安徳天皇と共に海に・・という、平家物語で語られる物悲しく切ないシーンが浮かびます。
⤵大太刀を持ってみる・・持てません!
No War Please
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