私のカードリーディングは、未来を当てにいくというより、次の一歩をどこに踏み出すか、それを決めるための一つの手段です。カードが語る未来は、過去から現状を示す数枚のカードたちから導かれるもので、「このままならこうなるだろう」という「事態」を浮かび上がらせます。「このままいけば」絶対にこうなる、のではなく、このままならば「こうなり得る」、今の事態が、様々な要素からこの方向へ動いていくだろう、というひとつのルートです。
カードが移す未来の状態は、「決まった未来」ではありません。 カードが映すのは、今の自分が立っている場所から、そのまま進んだ場合に見えてくる未来です。 たとえば天気予報のように捉えていただければいいかもしれません。「このまま(今の空模様)なら、(今有る。様々な要因から)明日は雨になりそうです」
雨になりそうだからただただ嘆くのではなく、傘を持って出かけるのか。明日の予定をずらすのか。自分がコントロールできない領域(明日は雨、ということね)を受け入れつつ、「ではどうしようか」。そこを、次の一歩を、考えるためのひとつのもとになるルート、それがカードが示す「このままならこうなるだろう」なのです。
「このままなら、こうなりそう」 カードがそう映したとき、その未来図のなかで(例えば雨のなかで)、ご相談者はどう在ろうか、そして、そう在るためには、今在る場所から次の一歩をどうしようか・・・カードを前に、ご相談者とカードリーダーが次の一歩について考えていく、それが私のカードリーディングです。
今の自分(ご相談者)がどこに立っていて、何を持っていて、どういうマインドなのか、それもカードは映しています。そして、コントロールできない領域のこと、相手の気持ちや周囲の状況、それらがかかわりあって、ひとつの未来を導いている、その地図のようなものがカードの配置に浮かび上がってきます。
それを目の前にまず置いて、届いてゆく未来の景色がそうであってほしくないなら、それを導いている今(今につながる過去のことも出ています)を振り返る。自分がコントロールできない領域のことはまず受け入れる。そのうえで、 「では、次の一歩をどうしましょうか」 と考える。
カードが示したものと、カードへの問い(占的)を持つ質問者が置かれている現実を照らし合わせながら、まず現状を把握する。そして、このままなら到達する未来を変えるためにも、今のコントロールできる領域での次の一歩を考える。別の景色を見るために。
No War Please