新しい暮らしへ
家から車で5分ほどの距離にある施設に、母の引越しが決まりました。
終身居られるところです。近くには、その昔母が孫たちを遊ばせた大きな公園があって、暑さも和らいだら折々の散歩も楽しめそうです。
その齢にして好奇心旺盛、フットワーク軽く毎日のように外出していた母が、突然倒れて1年と少し、母に最善の暮らしを準備することにおいて私と姉弟、その家族たちが悩み模索してきたことが、一応の形になりました。
この選択が果たして最善なのかどうか、正直確信は持てずにいますが、
関わる皆さんのおかげで、どうにかここまでは辿りつけました。
引越しの今日、母は今までお世話になったスタッフ大勢に見送られ、先日の花火のことを話しながら
仲良くしてくださったおばあちゃんに手を握ってもらってちょっとしんみりし、
これから暮らすところのスタッフに明るく迎えられ、
イーヨーを抱えながらにこにこと笑って挨拶をしてくれました。
ほっと、しました。
これからお世話になるナースの方に、私は「少し肩の力を抜いてくださいね」と優しく声をかけていただいて、ふと涙がこぼれそうになりました。
どうもありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
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