境目
逢魔が時・・昼と夜の境界線です。
30年前のイメージですが、
この時間無垢な感受性の赤ん坊はなぜかぐずりだし、夕食の支度に忙しい母親はあやしながら苛立って、
子どもたちは日中動き回った気だるさとまだ遊び足りない、それでいて闇が深くなっていく際(きわ)の恐ろしさと期待感。
道行く人が見えにくくなる明るさから暗さへの変わり目は、ふと逢えるはずのない人にも逢えそうな気もします。ここですれ違ったあの人は、ひとなのか、魔なのか・・今は、ここは、日常なのかそうではないのか・・私は、そもそも魔とは、西洋の考え方のように悪(evil)とは考えていないので、この逢魔が時は好ましい時間帯です。
時間と、空間には、境目があります。季節で言うなら春分と秋分が尤も顕著だろうと思います。
占いをする時、占い者には(できればご相談者にも)この感覚が大切だと思っています。
占いをする、というのは、基本的に人生の転機に今後のことをどう考えるかという「変化」について問いかけをすることが多いのだろうと思います。
私のタロット占いは、日常の意識を超えた意識を呼び出すことで成り立つものだからです。
30年前のイメージですが、
この時間無垢な感受性の赤ん坊はなぜかぐずりだし、夕食の支度に忙しい母親はあやしながら苛立って、
子どもたちは日中動き回った気だるさとまだ遊び足りない、それでいて闇が深くなっていく際(きわ)の恐ろしさと期待感。
道行く人が見えにくくなる明るさから暗さへの変わり目は、ふと逢えるはずのない人にも逢えそうな気もします。ここですれ違ったあの人は、ひとなのか、魔なのか・・今は、ここは、日常なのかそうではないのか・・私は、そもそも魔とは、西洋の考え方のように悪(evil)とは考えていないので、この逢魔が時は好ましい時間帯です。
時間と、空間には、境目があります。季節で言うなら春分と秋分が尤も顕著だろうと思います。
占いをする時、占い者には(できればご相談者にも)この感覚が大切だと思っています。
占いをする、というのは、基本的に人生の転機に今後のことをどう考えるかという「変化」について問いかけをすることが多いのだろうと思います。
私のタロット占いは、日常の意識を超えた意識を呼び出すことで成り立つものだからです。
カードをシャッフルするとき、イメージをくださいとお願いします。
シャッフルしているのは、占い者が、相談者が、持つ曖昧なまるで雲のなかの意識です。形があるようでない、どんな形にも変わっていきそうな雲のなかの想い・・
シャッフルの時間は移動時間です。その意識がどうカードに顕れるのか。
カードの感触に触れて、湧き上がるイメージを拾います。集めます。関連させます。
曖昧な雲から、抜け出してくる形がその問いに与えられたひとつの答えになります。
私がお伝えしたなら、みなさんが行く方向を選んでいただく番です。行動する番です・・もちろん行動しない、という選択肢だって用意されます。
逢魔が時でなくとも、私は私の日常の意識を占い者のそれへ転換できる術を持っていますから、みなさんは私に問いを投げていただく時、どうぞイメージをください。
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