真夜中の儀式

先日の「シミがいっぱいね」に引き続き、母はどうも、私の美意識向上を促すべく（？）、
のたまうには「あ～ら、そのシワったら口元の両側にくっきり」

!!!
・・・いや、まあ、もうそれほどのショックは受けませんけど。指摘されて仕方のない事実だし。
そう、私は若い頃から“ほうれい線”がくっきりしていて、20歳くらいの頃は（今のお洒落で美意識高いお嬢さんたちとは時代も、その時代のメイクテクニックやスキンケアの常識さえも違いましたから）、こう・・バレーボールみたいにはちきれんばかりの顔型をしていまして、それでも顎が尖ったカタチのせいなのか、ほうれい線はうっすらとわかるほどだったのです。

それから○○年。その発言も当然です。私のほうれい線は、その人生経験値と共により深く（後者は怪しいが）刻まれました。ですが、お母さん、「笑いジワよ、幸せだからよ、よく笑う娘なのよ」・・・あの頃はそう言ってくれたじゃないですか。

・・・まあ、とにかく、母の目論見通り（？）、かつて愛用していて、購入店のリニューアルに伴い入手しにくくなっていた、この黒いマスク、探し出してきました。ネット検索も試して、でも商品名がうろ覚えのまま、日々の忙しさに入手を諦めていたんです。今回、マツ○ヨのお姉さんにとてもご尽力いただいて、見つけてもらえました。ありがと。

主たる効能は美白なのですが、私の場合、そのほうれい線と目尻、眉間の縦ジワにしっかりたっぷり塗りこめます。チューブ容器に入ったペースト状のものが乾いてマスクとなっていく時、ハリ感を心から実感します。それをペリペリとはがしていくのもまた楽しいんです。使用頻度の目安としては、週1～2回くらいらしいのですが、結構毎日のようにしてしまいます。寝不足続きでも、翌朝の化粧のりはとってもよくて、満足です。美白効果もあるんだから、他にも試しているサプリやらごくたま～な感じの美顔ローラーなど、いったいどれの効果なのか、はたまたプラシーボ効果に過ぎないのか解りませんが、気持ち向上なんだからいいですよね。

母のふとしたひと言から始まった遅かりし抵抗（アンチエイジングと言いたい）ですが、この日は、クレンジング、シェービング、ピーリングも施し、エッセンスとこのマスク（パック）、ついでにヘアクリームもやっときました。真夜中です・・・お肌のためにはこの時間、眠ったほうが余程効果的かと思いますが、でも、家人の前で一連の儀式を行えば、言われちゃうんです。
「無駄な時間と無駄な金だ」

そうそう、そういえば、5年前に入院した時、とても暇を持て余し、ナースの目を盗んではこのパックに励んでいまして、更なる暇つぶしに、使用前・使用中・使用後の写メを友人に送りつけ、結構ウケたくせに「入院中になにやっとる！」と怒られましたっけ。

今回、流石に素顔は晒せないので、使用中のみのアップです。