韓流デビュー?
友人が、「急に休みが取れたから、午後から買い物行かなくちゃなんだけど、その前にお昼一緒にどう?」
「買い物にも付き合うわよ」
「うん、興味のない人には面白くないと思うんだけど・・・」
と言いよどまれてすぐにわかりました。
「あ、新大久保にでも行くの?」
彼女は、私の友人の中にも何人かいる、韓流ファンです。
私は、オバサンはみんな韓流ファンだろう、と思われたりするのは苦手なほうで、
女性のアイドルグループなんかは、可愛いとは思ったりしますが、
少女時代もKARAも、みんなおんなじ顔に見える。
俳優も似ていて、区別がつきません。
韓国ドラマも、見たことはないとはいいませんが、
ある時期からある時間帯どのチャンネルでも同じようなドラマが流れて、辟易した覚えも。
韓国映画は、きちんと観たことがないので、もうひとりの身近な韓流ファンの友人からは
「いいのもいっぱいあるのよ~、食わず嫌いはだめよ」と言われました。
まあまあ、そんな私なのですが、今回はつい先日テレビで韓国のメイク技術の凄さを扱っていた番組があって、韓国コスメに興味があったので、
もちろん彼女とのランチもしたかったので、「行く行く!」と二つ返事で出かけました。
なかなか・・・いや、とっても面白かったです。
今まで身近になかった世界、日本にある異文化。
どこも同じかな、と適当にレストランを選びましたが、
一品料理のほかにカクテキほか野菜のおかずとコーン茶(バーボン好きな私にははまる味でした)がつくようなサービスの仕方や本格的な味(冷麺が黒かったとか、喫茶店のホットケーキの独特の味とか)、
どの店も店員さんがほとんど韓国の方なのでそのかたがたとの会話や雰囲気など、
日本語が通じる外国 なんてムードで。
食事をして、彼女の目的の買い物(息子さんに頼まれたというメンズローション)のあと、
私もコスメをいろいろ見て小顔で美脚、商売っ気も充分な韓国美女の店員さんに勧められあれこれ購入、
『イケメンストリート』なんて名前の路地で実演販売のあめのお菓子を買い、
路地にいくつか出ていた占いのブースが気になり(みてもらえばよかったかな)、
お土産にあちこち比べて一番お得な15枚400円のパックを買い、
K-POPのグッズを売ってる店をひやかし、
まるでパグかと思うほどに太ったチワワが看板犬の洋服屋さんを覗き、
最後に韓国語が溢れるスーパーで、調味料とコーン茶のティーバックを買い、
疲れたから、そしてせっかくだから『コーヒープリンス』でお茶を飲もうと言って(なんだ、私ったら何気に知識があるじゃない)、
でも改装中で入れず、とにかく座ろうかと他のカフェでお茶を飲んで。
目新しく楽しかった韓流デビューの日が終わったのでした。
*トップの写真は、思わず「ガガ?」と口に出てしまったほどに見事なプラチナブロンドをなびかせて足早に人混みを行くお嬢さん。
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