『異動問題』part2

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リーディングで、初めにすべきことは、全体像を掴むことです。

このケースの二つの展開を比べてみたいと思います。
今回の同じ占的で結果が大きく違ったふたつの展開、全体を見渡した時の色を見比べてみてください。

ワンオラクルで選ばれているカードを別として、
AからBの展開での大きな違い・・・特にポジション3;(顕現し得る状態)と、ポジション10;(最終結果)の部分の後の展開の黄色!後の展開は黒っぽさが抑えられ、暖色が目立ちます。黄色は、「太陽」の恵みを象徴する色です。ビジネスを占っていますから、『発展』を象徴するといえます。


まず、ポジション10;最終カードに「恋人R」;『希望する道が選べない』と出てしまったときの展開A↓


そして、数日後に再度開いた展開B↓


また、見比べて興味深いのは、ポジション5;(現状に繋がる過去)に示されている「タワー」が、Bではリバースになっています。この「タワー」は、支社が手掛けたプロジェクトの不首尾が招いた混乱を示し、数日後のBでは、彼をはじめチームが事態収拾にあたったために、過去の混乱に解決の見通しがついてきたこととして、リバースになったのです。
(ポジション1が常に起点になっていることがご理解いただけると思います)

次回、Aをリーディングします。

ー占断データAー
 ワンオラクル;節制R
P1;現状(質問の現況);デス、
P2;キーカード(対立する力)現状を如何に変え得るか;月、
P3;顕現し得る状態(顕在性の問題)どこまで到達できるか;吊るし人R、
P4;潜在的な事柄(潜在性の問題)見えない事柄;悪魔R、
P5;過去(現況の原因となる過去)何が現状に繋がるか ;タワー、
P6;未来(将来の影響力)現状の時間的変化;節制R、
P7;質問者(質問者自身)質問者の状態や心境、立場;隠者、
P8;質問者の環境(外部要因)周囲、対象となる相手;女教皇R、
P9;質問者の能力(内面感情)質問者の能力、有利か不利か;法皇R、
P10;最終結果質問への答えを象徴する;恋人R  





李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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