”当たる”のその先へ・・・『試験の合否』part1
寄せていただいたコメントに、とても嬉しいものがありました。タロットのことを表現してくれたのですが、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当たる当たらないに終始することではなく、『ありたい未来へ行き着くためのツール』を実感しています
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ひとに等しく与えられているものは、”時間の流れ”です。そのなかで、変えられないと考えて然るべきは過去と他人で、変えられるものは自己と未来です。
タロットに助言を求めるときは、大抵の場合なにか問題に直面したときだと思います。でも、タロットにyes/noを求めてしまうと、それは自らの選択権を放棄した状態です。タロットは私たちに代わって、yes/noを選んでくれるものではないからです。
占的(占いの命題)に対峙して『いいカード、悪いカード』という表現をすることはありますが、カードそのものにいいも悪いもないと思っています。何にとってマイナスなのか、どの視点から見るのか・・・・様々だからです。
矛盾するようですが、私は、『試験の合否』を占います。それを占ってもよいかどうか、占いの結果に振り回されないように細心の注意が必要ですけれども。
占日時において、カードの結果が”大丈夫”であっても、それに安心して勉強しなければ受かりませんし、逆に”難しい”と出た場合にも、結果を覆す努力ができるなら(カードの流れには問題点が出ているはずですから)合格するのです。それは結果的に「占いが外れた」ということになります。
(『試験の合否』に限らず、カードのメッセージが占日時において質問者にとって否定的なものであったとしても、選ばれたカードの言葉は否定的な側面だけではない意味を持つと考えています)
では、占いをする意味はないでしょうか?
私は、yes/noを求めないでカードの言葉を聞くこと、(選択の)責任を引き受けるということは、未来を切り拓くことと等しいと思っています。
そうしてカードをひらくとき、それはカードに振り回されることになりません。
カードは、私が気づいていなかった潜在的な自己の力を目覚めさせてくれるツールになり得ます。
今回、試験を受ける彼の合否を占ったケースを書きたいと思っています。
最終ポジションには「星」、流れもいいので、私は彼が合格すると占断しました。
試験の結果が出るのは一か月後です。
スプレッドはケルト十字、データは以下の通りです。
ワンオラクル;隠者R
P1;現状(質問の現況);デスR、
P2;キーカード(対立する力)現状を如何に変え得るか;月R、
P3;顕現し得る状態(顕在性の問題)どこまで到達できるか;太陽、
P4;潜在的な事柄(潜在性の問題)見えない事柄;恋人R、
P5;過去(現況の原因となる過去)何が現状に繋がるか ;女教皇R、
P6;未来(将来の影響力)現状の時間的変化;マジシャン、
P7;質問者(質問者自身)質問者の状態や心境、立場;審判、
P8;質問者の環境(外部要因)周囲、対象となる相手;隠者R、
P9;質問者の能力(内面感情)質問者の能力、有利か不利か;力、
P10;最終結果質問への答えを象徴する;星
0コメント