昔話

実家では、夫は特にお喋りです。

私は、具合が悪くて眠らせてもらっていましたが、賑やかな団欒の声に少し元気ももらって、リビングに顔を出すと、

義弟のとこのハナちゃんもすっかり寛いで、昔話をしてる。義弟は飲めないので、ウチの夫だけ、何本もビールを空けて、どうもすっかり出来上がりのご様子…

ウチの兄のほうはソツがない性格ゆえ、話のポイントは抑えつつ、チャンネル権は確保して(これは弟曰く「いつもと同じ」)、テレビ番組と注意は半々みたい。
弟のほうは、昔からおばあちゃん子だから、そこに居ることには違和感ないのですが、みんなと話す、ということより、携帯画面を眺めてたりとか、ゲームを繰り返してる…ったく、協調性がないですね。

まあ、子どもらはそれぞれ適当にしているけど、やはり血の繋がりで自然にそこにいます。

嫁に来た頃は、こういう場合に、なんだか疎外感を覚えたのを思い出しました…若かったんですねえ。

お風呂をいただき、少し輪の中に入れてもらいました。
夫や義弟の幼い頃の話を、聞くともなく聞いてる長男を見ていて、先頃、彼が言ってたことを思い出しました。

どういうタイミングだったか、「俺、お父さんやお母さんのこと何にも知らないなあと思って」「どういう意味で?」「馴れ初めとか?」

げ、そんなの知らなくていいよ。私も忘れたい過去のひとつだよ。

どうやら、彼女や女の子の友達は、自分の親の話をするらしいんですね。それで自分は何にも知らないなあと思ったらしい。なるほどね。

私たちの若かった時代に興味を持ってくれるのは嬉しいけれど、
私の場合は、いつも今が大切だから、あなたに特別話すこと、急に思いつかないな。

、、もう少し、歳をとれば(いやもう充分いい歳ですが) 昔話に花が咲くのかしら。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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