気になる年下くんpart6・・彼女へ

リーディングケースにご応募いただいたものです。

tomoさま 占日時2020/07/19

tomoさんが彼との関係性を維持したい場合は、「タワーR」を避けられずここに来てしまったとしてもまだ引き返せます。


一旦、彼の自己犠牲を受け入れて、tomoさんはtomoさんの穏やかなる状態(それが「節制」の意味するところであるからです)を続ける姿勢を彼に示すことです。一旦、tomoさんも引く、ということです。それがイコール別れるということではなくとも、一度友情関係に戻そうかといったことが後に功を奏する可能性があるのです。


それは、最終ポジションのカードを鑑みて申し上げています。「節制」のカードの話に戻り、「節制」は『日常』を示すカードです。不倫のカード「悪魔」が『非日常』を示すのに対し、対比的な要素なのです。


さて、最終ポジションでは、ポジション6に示された「節制R」+「吊るし人」が起こった場合、こう流れるでしょうということなのですが、選ばれているカードは「法皇R」+「フールR」ですね。彼側の「フールR」は『前にも後にも進めない』、連絡しようかしまいか迷う状態、『感情のアップダウン』を意味します。彼は一旦、身を引く状態を選んだとすれば、程なくtomoさんに会えない状況にやはり辛くなってどうしたらいいか迷いだしてしまうのでしょう。ところがtomoさん側のカードは「法皇R」、『マイルールを相手に押し付けてしまう』『自分のシナリオどおりにならない不満』を意味するカードが出てしまいました。


ここまでで、カードの流れ全体をみていえるのは、このままでは、現状ですでにtomoさんと別れたほうが自分のためにもtomoさんのためにもいいのではないかと葛藤している彼が、ちょっとしたことから起こるかもしれない口論をきっかけに一旦身を引く覚悟をするものの、やはりtomoさんを想って悩みそうです。ただ、表現はしてこなさそうですので、tomoさんにとっては彼の葛藤が手にとるようにはわからず、やはり悩み憤慨してしまうことでしょう。


私はfortune tellerたる占い師ではあるものの、未来を当てに行っておりません。ご質問者にとって歓迎しない未来が当たってしまっては困るからです。私の占いは、現状(カードは現状を鏡のように映します)がこうで、このままならこうなるだろうという、一ルートをみせてくれるのです。


まずはそのルートを受け入れていただき、そうならないためには相手の持つカードを受け入れつつ、質問者ご自身がカードが示す未来を外すために(或いは当てるために)次の一歩をどうするか、考えていただく、ひとつの手段として占いを使っていただきたいのです。


まずは、彼がとても苦しんでいるのか、と受け入れていただいて、それを軽減させるtomoさんの表現はなにかとお考えいただきたいと思います。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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