三角関係?part2・・彼の気持ち
リーディングケースにご応募いただいたものです。
いひさま 占日時2020/02/28
彼は、いひさんと交際関係が始まった当時は、いひさんに「ステディな関係性を求めていない」と言ったのでしょうけれども、今現在彼の深層心理において、いひさんをご自身のパートナーとして『選んでいる』意識があります。それは結婚のカードの内の1枚、「裁判の女神」で示されています。自分が持つ天秤の片方のお皿に相手をおいてバランスが取れるのです。『つりあう』という第一義から、『お似合いのふたり』という象意も出ます。周囲ではなく、彼の心情を顕すポジションに出ているので、彼がいひさんを『選んでいる』感情だと解釈します。
且つ、いひさんの女性としての魅力をしっかりと受け止めていて、いひさんといると『癒やされる』し、『癒やしたい』と、大切に想っていらっしゃいます。彼の状況を示したのは「月逆」、人物像の無いカードで人為的なものが介在しません。『夜が朝になりゆくように』『ゆっくりと自然に』『時間の経過につれて』、彼はいひさんのことをステディな相手として『選んだ』のです。今までに二人の間に流れた時間が、彼が自分のパートナーはいひさん以外にないと決めるに至る要素なのです。
彼はいひさんに打ち明けています。彼の家族のために責任感から動いていることを。それは、彼が元妻に対し、家族以上の気持ちを持たないが故です。この家族としての気持ちというのも、彼と彼女の関係性を占った占からも言えるのですが、彼としては『親の責任』から『致し方なく一緒に過ごしている』という自覚がはっきりと出ています。
彼女のほうはあわよくば戻りたい、子どもを盾にして自分との関係性も戻したいと考えている様子ですが、彼のほうが子どもに付随する母親として彼女を捉えていて、ここに恋愛感情は全く浮かびません。そして、今後彼と彼女はどうなりそうか、というところでも、彼女の要求や嫉妬が激しくなるにつれて彼は彼女とは心の距離を強く感じ、溝を感じ、放置はできないなれど、男女として関係性が戻ることはまずないでしょう。
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