恋の進展part3・・彼女の状態

今回は、リーディングケースにご応募いただいたものです。

lunaさま 占日時2019/01/26

続いてlunaさんが現状に持つカードを読み解いていきましょう。


その姿勢に「世界」が選ばれています。3枚の結婚のカードのうちの1枚であり、lunaさんが結婚に向けて様々なことが整っている状態を示すものでしょう。彼は、lunaさんの心境を示す「星」+「皇帝」を見ているのではなく外界に表現されるところの「世界」を見ています。

(「星」+「皇帝」があればこその「世界」でもあるのですが)


彼にとって、lunaさんは『パーフェクト』に見えます。結婚するのに、でもあるでしょうし、左遷されてしまった自分にとってはとても素晴らしいひと、とも映っていることを示しています。


lunaさんの心を顕すカードですが、深層心理に「皇帝」ですね。「皇帝」は女性にとっての男性性であり、且つリーダーのカードであるところから、『夫となる彼氏』『オンリーワンの彼氏』を意味します。そして、とても現実感の在るカードです。

それを手が届かないというイメージから『遠いビジョン』でもあり、少し『理想に過ぎる』ところも含むものの、大変前向きな姿勢を示す「星」。


この組み合わせは素晴らしいです。彼のことを自身にとってパートナーとしたい、という感情のもと、『いつか』という少し現実味を引き算した「星」で抑えているのです。


また、「皇帝」は、lunaさんの中の男性性でもあり、「星」はlunaさんの容姿をも示しているようにもみえます。どちらのカードも彼のポジションに背を向けていますが、奇数のカードである「星」は動力を持ちますし、偶数なれど『行動力』『リーダーシップ』を持つ「皇帝」もまた、彼を引っ張る要素を持っています。


そして、「星」は北極星のことで、『同じ船に乗る者』『同じ星を目指す者』という『同志』のカードです。彼に引っ張ってもらうのでもなく彼に依存するのでもなく、lunaさん自身が一個の人間として、二人で幸せになろうね、そんな感情が出ていると捉えます。


背景には『新しい恋が始まる』『再婚』という象意がある「デスR」。lunaさんは、この出会いに彼との未来を素直に受け入れ、少し先、更に先を考えていこうとされています。


ところが、lunaさんも以来文に書いてくださったように、彼がご自身の左遷を嘆いて留まっているので(「法皇」は不動宮である牡牛座と関わるカード、逆に示されて『頑固』です)、いま現在でlunaさんが描く二人の未来予想に気づけていないのです。彼が自分の不遇を嘆くのをやめて、lunaさんという素晴らしいパートナー候補を得たこと、そこを見つめてくれるようになるのはもうすぐですけれども。


彼が、lunaさんと出会ったのは自分の転機だ、と言ったのは、彼にとって「世界」で顕されるlunaさんだからこそです。大丈夫、lunaさんはそのままこのままでいいのです。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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