恋の進展part2・・彼の心境
今回は、リーディングケースにご応募いただいたものです。
lunaさま 占日時2019/01/26
カード展開を見渡しての印象としましては、まず展開前のワンオラクルに結婚のカードのうちの1枚である「太陽」が選ばれたところからも、ふたりに”結婚”の未来があるように感じます。
彼が確かに意気消沈しているところが大きいのですが、lunaさんが前向きであるところがよい未来を導いており、ふたりはやがて結婚(イコール婚姻届けを出す、籍を入れるというよりも結婚のカードが示すことは、男女が仲良く一緒にいるということです。そういうときには結婚の話もまとまりやすいということです)へと向かうイメージが浮かんでいます。
彼がなかなかおおらかになれないところをlunaさんが上手にサポート(判らないようにリードといいますか・・・)できそうですよ。
具体的に解釈していきましょう。
まず、彼の持つカードですが、彼の深層心理に「法皇R」、組織の・・特に上との関係性がうまくいかないときに出てくるカードです。『独善』『ひとの言動に対し命令したり制限をしようとする』という意味があり、これが彼の心の奥、ベースに出ています。
彼の”左遷”は、彼が組織に対し反抗的でもあったのではないかと思えますが(カードは鏡に映った彼の心を顕し、彼は自己の内面からその感情を捉えますが、カードリーダーである私は鏡像を解釈するからです)、彼としては『組織の横暴』により左遷されてしまった、組織から外れてしまった(「法皇R」;『孤立』)とお考えでしょう。
また、「法皇」はひととひとをつなぐブリッジのカード、仲人のカード、婚活のカードです。彼としてはこの『佳き出会い』を生かせなかった(現状で、にすぎないのですが)口惜しさを強く感じておられます。
ですが、一方で彼の背景としては始まりの暗示たる「マジシャン」ですね。彼の新しい生活が始まっていることを示していますし、それは、彼の左遷先の仕事が上手にこなせることをも含んでいます。また、「マジシャン」の始まりは、lunaさんとの交際、ひいては結婚生活の始まりを暗示してもいるようにみえます。
彼の心境に戻りまして、顕在意識に「悪魔R」・・『束縛からの解放』を意味するもので、また愛のそれに限りませんが『告白』『内面の吐露』を意味します。
彼は、今の(彼が考えるところの)不当な状況から解放されたいと願っているのと同時に、本当は『佳き紹介』を生かしてlunaさんと付き合いたかったのだけれど、こんな自分にはその資格がないと思ってしまっている様子です。また、lunaさんに対し、左遷がつらい、とたびたび訴えたい感情を指しています。
そして、彼の姿勢は「恋人R」・・水星が支配するコミュニケーションに関わるカード、会いたい人に会えない、彼にとっての『I miss you』を示していると捉えます。
彼が現状に持つカードを眺めて浮かぶ事柄は、彼はlunaさんと出会ってすぐに付き合いたいと思っていた節がありますが、でも自分が左遷されてしまった今となっては日常に会えないことになり、それはlunaさんに待ってほしいとも言えないような、そんな気持ちなのでしょう。
彼はくよくよと過去を振り返っていて現状を見上げないでいるのですが、実は今離れてしまったことは恋の進展を大きな流れの中でみるとそれほど悪い働きをしていません・・・なぜなら、状況として『始まり』の暗示が出ているのですから。
(離れたからこそ、お互いを大切に思いあうことに気づく・・それはポジション5;「隠者」に顕されていますが、ここは後述します。)
また、彼の仕事の状況としても、先のカード(ポジション6)を見ると、彼が今の状況を積極的に受け入れることにより、人間関係も良好で職場の中心人物にもなれそうなイメージも出ています。
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