色の名前

⤴ 先月仕上がった『モネの庭の思い出』、額装しました。

額装のときの、額とマットの色合わせの作業がとても好きです。今回は、誰かにプレゼントするものではない自分のための作品ですから、もっと遊んでもよかったかもですが、なんだか無難なところに落ち着いたかな。


まずグリーンの正方形のフレームを選び、マットの色を4色まで絞り込みます。ちょっとカッコつけて和名で呼んでみようと思います。左上から時計回りに茄子紺、露草色、朱鷺色、そして決めたのは白群、或いは新橋色。参照したのは『日本の伝統色 和色大辞典』へぇぇぇぇ、茄子や露草、朱鷺というのは分かるけど、白群とか新橋色って名づけの由来を知りたくなります。


白群は、藍銅鉱(アズライト)という鉱物を細かく砕いて作った白っぽい淡青色の粉末の色、そして平安時代に『白い色が重なるさま』を指す『白群れ』に由来するのだとか。そして新橋色とは、明治時代末期から大正時代にかけて東京新橋の芸者たちに好まれた色なのだそうです。


今回は、その由来もファッショナブルな、新橋色に決定です♬


No War Please


李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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