この人でいいの?part5・・未来予想

今回は、リーディングケースにご応募いただいたものです。

ひわさま 占日時2018/12/21

さて、占日時現状からみた、未来の流れについてです。直近の未来に3枚の結婚のカードのうちのひとつ、「裁判の女神」がアップライトで示されました。


天秤座に関連するカードで、絵の中の人物も天秤を手にしていますね。『釣り合う』『釣り合うふたり』・・『お似合いのカップル』という意味です。この解釈は、すぐに起こることという、時間の流れによる予想という観点ではなく、占うふたりはこういったふたりである、ということを顕すキーカードとしての読み方です。社会性を持つカードでもあるので、二人の育った環境などが著しく違うことはなく、相手の価値観を自分の天秤の片方の皿に乗せても均衡を保つことができる といった意味で、似合いのふたり、という意味になります。


直近の出来事、として読む場合、

現状を示すひわさんの顕在意識『理論/理屈』を示す「女教皇」からの流れで、ひわさんが彼を自分のパートナーとして(『形式的』といった面は否めないながら)決め得る出来事が起こりそうです。


ここは、彼にも影響するカードです。彼もひわさんと恒久的なパートナーシップを結ぶ決意をし得る出来事があるのでしょう。ここで、進んでいるふたりの間の出来事を追えば、久しぶりのお泊りデートということでした。このとき、二人は互いを尊重し、未来に結婚を意識するのだろうと思います。


続くカードは、「吊るし人」+「月R」ですね。彼が輪に示された「月R」・・夜の闇が白々と明けてゆくさまをイメージさせるカードです。


ここで、占日時現状の彼の持ったカードを振り返ると、彼は、ひわさんが自分と関係性を勧める姿があるのかないのか少しクエスチョンだったからか、あるいはシングルが長くて女性との交際の発展を実践としてはうまくできなかったのか、心の奥ではよい出会いだと歓迎し、ひわさんとの未来を描いているのに、ひわさんを現実にリードする姿勢に欠けていました。それが、「裁判の女神」が示すお泊りデートを介して、彼の中のもやもやが『時とともに』(人物像のないカードですから)霧消してゆき、結婚しようと決める状態に近づいていくだろうとの暗示です。


ひわさん側のカードは「吊るし人」です。手足を縛られ木に吊るされている、非常にしんどそうなイメージを受けるカード。顔は笑っているのですが。絵柄通り、身動きが取れない状態を指します。ほかに選択肢のない状態を指します。


ここを解釈すると、彼との仲が『自然と』結婚に向かってゆく(「月」はリバースになって朝になる、朝になれば結婚のカードたる「太陽j」が上るのです)事態に、ひわさんは、少し窮屈な感覚を覚えるのかもしれませんね。会社の男性へ芽生えた好意をあきらめ、彼としっくりしない感覚も結婚したり子供が生まれたりすれば変わるのかも(「吊るし人」は親の子供への無償の愛を示すカードでもあります)、といったところから、彼への不満と向き合い、ご自身を努力させ得るのだろうと思われます。

「吊るし人」は、努力を強いられる性質を持ちますが、その努力は決して無駄なものではなく、努力をし続けたときに報われる、ご褒美付きのカードです。


最終ポジションは「世界」+「力R」ですね。

「世界」はゴールのカードです。二人は、合コンとはいえ、結婚を意識しての交際という形ではあり、『恋愛の完成形としての結婚』を顕したのがこのカードだと解釈します。これがメインカードですので、『二人は結婚することになるだろう』というのが占断になります。


サブカードの「力R」は『状況に流される』といった意味を持ちますし、彼側のカードというより、サブカードとして捉えます。ただ、『状況に流される』ことは、決して悪いこととは思いませんが・・・



李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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