この人でいいの？part4・・彼女が持つカード

今回は、リーディングケースにご応募いただいたものです。

ひわさま　占日時2018/12/21

一方で、現状を顕すひわさん側のカードを見ていきましょう。

ひわさんの姿勢に「デス」、背景に「皇帝」があらわれています。外界への表現をカバーするポジション1，そこに『停止』を意味する「デス」。「デス」は別れのカードですが、彼側のカードや全体像を鑑みても、現時点でひわさんが彼に対し『別れ』の意思を表明したとは解釈しにくく、ひわさんが彼に対し、『動かない』状態であることを意味していると捉えます。

ポジション1の理由をポジション4に探せることになります。「皇帝」に描かれた人物像は、ひわさんのポジションを『引っ張る』姿勢に出ていますから、ひわさんの周囲には、ひわさんが『（女性をリードする）（逞しく魅力的な）男性性』を感じるような誰か（「皇帝」は「戦車」と比較してひとりの男性を意味することが多いのです）がいるのかな、と思われます。

ここで、展開と前後したヒアリングでは、ひわさんは”身近に魅力的なひともいて”と言っています。彼はその若干の臆病さからひわさんと精神性から近付こうとしていて、ひわさんとしては現実的に自らを引っ張り出してくれる強い男性性を求めており、そこにずれが生じているのが現状だとわかります。

ひわさんの心境としては、深層心理に『世代交代』を意味する「戦車」が出ていますね。戦車」は『旅行』のカードで、外へ出ていく勢いが強い性質です。そういったところから、『父祖によらない独立／自立』を意味します。今、ひわさんがご実家暮らしなのか一人暮らしなのかは聴いていませんが、いずれにしても、ご自身（とパートナー）が主体となる”ひわ家”というものを作りたい希望があるのだろうと思います。

それを、顕在意識を示す「女教皇」のカードが抑えています。『恋の情熱』でもある「戦車」を『理性』たる「女教皇」が抑えています。ポジション4「皇帝」を鑑みて、ひわさんは、おそらく結婚がしたいし、彼と早く（「戦車」は勢いが重要なものなので）新しい世界に踏み出していきたい、同時に『理想的男性像』を意味する「戦車」、身近に魅力的な男性がいるのですから、この「戦車」の心はそちらへ向かって走り出してもしまいそうでもあるのです。

それを、「女教皇」が抑えています。

ヒアリングご回答にあったように、

--------最近、職場に好きだなと感じる男性もいるのですが、いまが安定していてなにも変えられません。

--------変えられません。

つまり、それが「デス」が意味するところの『停止』です。

ですが、変えられないことは良くないことでしょうか？

今回の展開の全体像を見渡してみても、（別途展開してみたひわさんの全体運にも、はっきりと1年以内の結婚／妊娠も望める安定運が出ています）

（また、別途展開のひわさんの結婚機を占うと、2019/3/21～6/21の間に「フール」；『年下』、「力」；『寡黙だけれど芯の強い性質』、「運命の輪」；『（相手の）一目惚れ』といったイメージの男性と恒久的なパートナーシップを結べる運が出ています・・イメージは今の彼に当てはまるのではないでしょうか？）

ひわさんが、理性を以て職場の男性との関係を縮めようとされていない姿勢こそが、彼との結婚を導いているのです。

本日、李々佳はマリフォーチュン有楽町1号店にヘルプ出演します。皆さまとの出会いを楽しみにしております。