雀蛾
カラーの葉に、オシャレな色した幼虫がいました。黒地に手描き風の掠れた白い格子模様、線の交差点にメタリックゴールドの水玉、頭のほうの二つには金色のなかに黒い点・・ジオメトリックなドレスが素敵です。カラーの葉を食べちゃうのね、駆除すべきかしらと一瞬迷いましたが、カラーもきれいな花を咲かせた後でしたし、トンボや蝶、ダンゴムシ(こいつは草花によくなさそうなんですが💦)にミミズや蛙(もう少し大きいのだと野ネズミなんかも)が、食事や遊びに来ることを嬉しく想っている私でもあり、この綺麗な幼虫に『食べ過ぎないでね』と声をかけ放っておくことにしました。
数日後、水遣りに出たときに、ブルブルとホバリングしている何かがいる!頭部から長いストローのような口を拡がったタピアンに差し込んでいます。
え?ハチドリ?
いやいやいや、日本に生息していません。数日前に見かけた、シックな衣装の幼虫が頭をよぎって、調べてみるとセスジスズメという名の雀蛾のようです。
蛾、と聞くと、太い胴体に閉じられない翅がべたっと見えて、蝶に比べてどうしても美しいと思えない・・そんなイメージでしたが、ちょっと待って、ホバリングの一生懸命さとか、その長いくちばしで花の蜜を吸うとか(というのかどうなのか・・)、じっくり見られたらきっとその翅もオレンジがアクセントになっていて・・まあとにかくなんだかとても可愛らしいじゃないですか。近寄って写真を撮ろうと試みますが、その翅の動きが超・高速過ぎて捕まりません。というわけでブレブレですけども⤴
No War Please
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