藤田嗣治展
藤田嗣治展へ行きました。私が偉そうに作品について語るもの(失笑)ですから、友人には笑いながら「何者~~」とからかわれましたが。
面相筆による描線が繊細で、なんて絵が上手いんだ!(いや、当たり前だから💦)とただただ感嘆する、圧倒的な絵画が並んでいました。
展覧会のメインになっている「カフェ」↓は、優雅なメランコリーを醸し出すようで、うっとりと見飽きません。会場の撮影スポットでは、女性のポーズを真似してみましたが・・・決定的に素材が違う!笑 私では、アンニュイなムードどころか、眠いんですか?って感じになっちゃいました。
年代を追ってたくさんの作品が紹介されており、とても見応えのある展覧会でした。
どの作品もとても素敵でしたが、なかでも額も藤田嗣治作の「姉妹」は、現実世界ではないところを描いているようで、夢のなかに遊べる気がしました。
戦争を描いた作品も、圧倒的迫力で胸に迫ります。
それでも、いちばんを決めるなら、渡仏直後のキュビズムの影響が色濃いと言われる「トランプ占いの女」でしょうか。私にね、重ねるところがあるかしら、なんていう・・・・
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