新しい生活に向けてpart4・・今の彼女の状態/姿勢
今回のケースは、リーディングケースにご応募いただいたものです。
澄美礼さま 占日時2017/09/28
ライン部分のポジション7。
鏡に映った質問者の姿を示すポジション7に「月」、人物像のないカードが選ばれました。澄美礼さんの姿なので投影されるべき人物像があって然るべき場所なのに、です。 「月」は、眠った状態で起きているときには抑圧されていた様々な感情・・漠然とした恐れや不安といった感情があふれ出るイメージです。
澄美礼さんは、故郷の都市部ではない環境で仕事が得られるのか、自身がご両親に負担をかけずにいけるのか、とても不安で仕方がないのでしょう。 人物像がない、ということは、その不安はどうしても自然に沸き起こってしまうものであることも同時に示しています。
「月」は『遠くの知らない土地に嫁ぐ』という象意もあり、『旅』のイメージも持つカードです。 澄美礼さんは、東京暮らしが長くなっていましたから、故郷に戻って働く;暮らしていくことにそんなイメージを抱いているのでしょう。
そして、クロス部分に戻って、顕在意識でもあり、可能性の未来を指すポジション3に「世界R」です。 顕在意識として解釈する場合、過去に「戦車」の状態で東京での生活を始めた澄美礼さんは、ご自身のことを『中途半端』なままじゃないかと少し悲観的な気持ちをお持ちなのでしょう。
また、「世界R」;ビジュアルイメージでいえば、華やかなウェディングパーティで花嫁だけがブルーな顔をしている・・といった印象を受けるカードです。
『退屈』『やり過ごす』という意味があります。故郷に帰ると退屈な毎日があるのでは、と想像してしまっているのかもしれませんね。
次回、最終回です。
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