季節はずれの卒業

母と、姉と、三人でとあるショッピングモールで、半日買い物と食事を楽しんだ翌々日、
母が脳出血で倒れました。

きょうだい3人でかわるがわる母の入院先に面会、食事介助に通っています。

入院から20日。
幸いにも母の症状は軽かったようで、リハビリの効果もあらわれてきました。
倒れた当初は、コミュニケーションが全くとれず、言葉が出ないのはもちろん、
イロイロなことへの理解もおぼつかないようでした。

それが、ここ5日、はっきり自分の意思を示すことが多くなり、
こちらの話に相槌を打ったり、まるで倒れる前の口調で問いかけに反応してくれます。
そればかりか、2~3日前からは、時に自分から話しかけてくることもあります。


今日は、何か呟いたな、と思って、聞き返すと、

「明日でそつぎょう」と言っていました。「誰が言ったの?」と聞いてもわかりません。
「明日はお医者さんと面談があって、卒業はまだ先だよ」
と返しましたが、

帰宅して思い当たったのは、毎日のリハビリです。
このところ、目に見えてできることが増えてきた母。

もしかしたら、自分で、ひとつの段階をクリアしたのかな、と思いました。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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