模様替え
母の部屋に、椅子を置きたいと思っていました。
次男坊曰く「本人は座らないんだから要らないんじゃね?」
はい、母は車椅子移動ですから不要です。
でも、前の施設のときには、私は訪ねてはよく母の隣にもぐりこんだり、ベッドに凭れたりで、少し・・20、30分くらい眠らせてもらうことがありました。そういう時、母は起きていて、私の髪や背中をなでていたりしてくれるそうです。姉やヘルパーさんが教えてくれました。それは私にとってとても幸福な時間なので、母のためより自分のため、という・・・~~;
だから、本当はソファが置きたいな、と考えたのですが、今度のホームは前のところより狭いので、スペースが限られます。また、面会に行けば、ホームの人がどうぞ、と丸椅子を持ってきてくださいますが、母が暮らすところなのだから、こう・・お部屋チックなのがいいかなと思って探していました。
まずこれかしらと思ったのが、モノトーンの幾何学模様のすわり心地よさそうな一人掛けソファでしたが、もっといろいろ見たいなと思っているうち、このカウンターチェアを見つけました。午後の日差しで座面がクリーム色っぽく写っていますが、もっと白に近いアイボリーの皮製です。座面が上げ下げできますから、母がベッドに寝ているとき、車椅子のとき、目線の高さを合わせられます。また、テーブルは置けないのでテレビ台やチェストを机代わりに使って何かできます。これだ!と思って早速運び込んだのですが、
よく観察するとこの椅子、足を置くところが背面と逆位置についているのです。そうか、だからなんか座るときスムーズでなく、また高くしたとき足が辛かった。そうか、だから他に在庫もあるようだったのに“現品限り”でお値打ち価格だったのか。ひっくり返してよく見たら、プラス螺子でとめてある様子なので、今度、直そうと思います。
運び込んで数日経っているのですが、邪魔にならない大きさで毛布やカーディガンや、モノ置き場にも重宝に使っていただいているようですから、まあよかったかなと。
今度書きますが、部屋の壁面には私がその昔長男のために刺したベビーキルトを飾ったら、母は先日来ていた弟に「李々佳が作ったの、きれいになったでしょ」と話してくれていて、とても嬉しかった。
冬物の服はかさばるし、散歩のとき用に上着も置いておきたいので、次は細めのワードローブでいいのを探そうと思っています。
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