深爪

既に克服しましたが、爪を噛む癖がありました。
ギターを弾けるわけでもないけど、ギターを弾く人のように短い爪をしていました。いや、専門家が見ると、楽器のために短くしている場合と、噛む癖のある場合、はっきりわかるそうですけれども。
噛んでしまって深爪状態が日常的だったのは中学2年生くらいまででしたが、大人になっても、ストレスが溜って「あ―――@*△×」というとき、偶に噛んでしまったことも。

噛み始めた時期をしっかり覚えています。幼稚園で、ハンカチ検査(ハンカチ、ティッシュ、爪が清潔かの検査)が行われたある日、私の爪は伸びていました。幼少よりかなりの見栄っ張りだった私は、お友達の席からだんだん私に近づいてくる先生を眺め、困り、噛み切ってしまおう!と思い立ったのです。(因みに検査は無事パスしたと記憶しています)

癖になってしまったのは、なんだか楽しかったのです、爪を噛むこと。爪を噛むのは欲求不満だとか、爪噛みは自傷行為だとか、心理学的にはいろいろ言われますが、私は単に楽しくてしていて、痛くならないところまで、とその辺りの調節もしていました。噛みすぎて噛む部分がなくなると、足の爪まで器用に噛みました。なんでしょう、動物みたいですね。
だから、大人になっての「ストレスが・・」というときに初めてストレスとの因果関係を考えたという感じです。大人になって噛む時は、確かに「あ―――@*△×」というときでしたから、不安や苛立ちやもろもろ負の感情の発露だったのでしょうけれど。

まあしかし、思春期に流石に恥ずかしいと思い、止めるために学校でも目立たないクリアなマニキュアを塗ることにしました。以来、マニキュアは日常的にするようになったのですが、今回、ピンクベージュにゴールドとピンクラメをフレンチネイル風に、と考えまして、
さて上手くいった!と思って、調子に乗って写真まで撮り、悦にいっていたら、その直後に中指の爪をばっきり折るという、いろんな意味で痛いことになってしまいました。何したわけでもないのに、指先から内側2mmのところで折れました。

長年深爪状態だったせいで、普通の人よりも爪と指の離れる位置が早い・・指先が爪に守られなくてもいいようになのか、しっかり堅くなってしまっていて、(癖だった当初よりだいぶ柔らかくはなったのですが)要するに伸ばすと浮いている爪が普通の人より長いのです。

なので、普段は余り伸びすぎないように気をつけているのですが、近くに新しいネイルサロンがオープンして、行ってみたいな、とちょっと伸ばしてしまっていました。あーあ、これでまた、も少し伸びるまでは行けなくなっちゃいました。このストレスでいっそのこと揃えてしまうか、などと噛んでしまわないように注意しないと、ですね。


李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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