電話の向こうは仲間?









テレビのニュースで、「劇場型詐欺」を特集していました。
うまい話が電話で持ちかけられ、何社もの社名を騙るが、実体がない会社だったりするという・・・

それに先立って、知人から「妙な話があって・・・あなた、占ってみて」と言われ、
いやあ、それって占うまでもないでしょう、そんな話はあるわけがないとも言い合った上でなのですが。

彼女のところに会社案内のようなものが送られてきていて、すぐに1本の電話。
その、エコロジーを扱う会社(扱う商品がなんだかよくわからない)の、社債を申し込める権利が彼女に与えられた、ということらしい。その社債には高率の配当金も用意されるといいます。

そして、1日おいて、違う社名にて「その権利を買いたい」「あなたはお金を出すことなく、申し込みだけすればすぐにこちらで買い取る用意をして、あなたにはその後謝礼金540万円(社債の額面3000万円の18%)渡す」と電話が入ったそうです。

お金を出さないで済むのだから申し込んでもいいかな、という心理を狙ったのでしょうか。
詐欺だとすれば、どこでこちらにお金を出させるのか、話の辻褄も合わないのですが、
とにかく占的を「540万円をもらえる話があるが、申し込めばトラブルなく謝礼金を受け取れますか?」として、カードを開きました。

結果は「審判逆位置」;真実を見失う 目標の困難 起こらぬ奇跡・・・・答えはNOとなります。キーカードは「月」;はっきりしない危険、曖昧さ・・この話そのものに含まれた嘘を暗示します。

彼女自身を顕したカードは「マジシャン逆位置」。彼女は、「警察か、消費者センターに話そうかしら」「でも被害があったわけではないしどうなのかしら」と迷っていたので、その優柔不断さを、また、この話に乗り気になれないところを顕したのでしょう。

もともと、彼女自身が電話で相手に「興味がない」旨を伝えていましたし、証券会社の知人の存在を出して、そのような高配当があり得ないとの反論をしていて、
結局それ以上に電話がかかってくることもなく、無事に話は進まなかったのですが。
そういえば、この問題の現状のポジションには「デス」が示されました。(占うまでもなく話が終わっているじゃないですか)

ひっかからないですよね、と二人で言い合ったものですが、
テレビでも報じていましたが、
日ごろ自分は大丈夫と思っていても、何かの加減で(例えば水星が逆行していて判断力が鈍っているとかなのか?)話に乗せられてしまうケースも多いということでした。

私も、15000円のミシンを買おうとして、やってきた販売員の巧みな誘導に十倍の品物を買ってしまったことがあります・・・--; その後、かのミシンは雑巾以外のものを縫っていません・・--;
これは詐欺とはまたちょっと違うかもですが・・・私の浅薄さゆえの買い物ですね。


心理戦は、恋愛だけではないというお話でした。どうぞ皆さんもお気をつけて。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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