使用前、使用後

彼は、小学校1年生の時から、軟式野球をやっていまして、砂遊びするようなこともなく、バカ親自慢としては怪我もなく、プロの試合に連れて行けばアイス、おしっこと騒ぐ弟を尻目に試合に集中し、愛読書はその父が持っていた野球のルール本や「野球入門」だったりしました。当然、野球漫画は一通り私も読んでいます（現在も）。
20歳になった今も、サークル内とはいえ、結構ガチな活動らしいです。
・・サークルに入った時、追っかけだった頃みたいに、見に行かせてと言ってみたりしましたが、全力で拒否されました。変装していくのになあ・・・もっと嫌か。

小学校の時の地域の少年野球チームでは、お茶当番だの、合宿の手伝いだの、車出しだの・・・、チームに関わる子ども会育成会活動だの・・という地域活動的ではあったのですが、

中学生になると、チームメイトに恵まれて、なかなかの成績を残したし、野球部はとにかくやんちゃで（役員でもないのによく学校に呼ばれました）彼らはとても楽しそうでした。父母たちももちろん、横断幕から、父兄でお揃いのTシャツなどなど作って、彼等の追っかけをしていました。父母たちもとても楽しそうでした。
ひと一倍大声な私は、「ちっ、野球なんか知らないくせに」と彼には最初嫌がられていましたが、そんなことものともせず通い詰めるうちに諦めたらしく、また、野球における上下関係から、他の子どもたちの手前などからも、グランドではスポーツマンらしい態度をとります。
家では、ああいうヤツのくせに、その落差が面白かったし嬉しかったし、

高校に入っても、また、いいチームメイトや指導者、その父兄たちとの出会いは本当に貴重でした。いい試合の後は、また記念の試合の後は、それをサカナに、24時間営業の居酒屋で父母たちは子どもを放置して、1日半呑み続けるという、そんなこともありましたね。
今でも、その母友たちとは時々飲みます。

まあ、彼は小さな頃こそ「プロ野球選手になりたい」と「何とかレンジャーになりたい」というのと同じ感覚で言っていましたが、あるときから「（草野球でも）一生野球と関わって行きたい」と思うようになったようです。

・・・というわけで、もうユニフォーム洗濯から解放されていい年齢なんですけど。私は。そうはいかないようで。ったく、自分で洗えよ。

そりゃあもうほんとに、色々試しましたが、一番厄介な靴下の泥汚れ。ビー玉を詰めて履き口を輪ゴムで止めてごろごろ洗濯機を回す。洗濯板でこする。漂白剤と共に熱湯も加えて洗濯。これは落ちる!という洗剤をチームで共同購入。画期的だったのは、試合以外は黒い靴下を使わせるという・・
そして、結局効果大だと落ちついたのは、昔ながらの固形石鹸で、地道にこすり洗いをしてから、洗濯機へ、という方法です。
ほら、きれいになるでしょ。
・・・汚い写真でごめんなさい。