犬も喰わない


日曜日の朝から、久々に夫と言い合い(・・・喧嘩、というほうが正しいです--;;)をした。

私が、洗濯をしていたのだが、ほかの用事も同時進行していたために、洗濯機の前に張り付いているわけではなかった。彼は、前日その趣味のスポーツの試合だった。

洗濯を始める時に私は、どれだけの量がありどのような順番でまたそれぞれどのモードで行うか、一応計画を立てる。だから、洗濯は朝でも夜でも家人が寝ている間にしたい。なぜなら、途中で私の計画進行度に関係なく、新しい汚れ物をランドリーボックスに次々投げ込まれるからだ。
最近は、決められた時間に家を出る人がいなくなり、それぞれの入浴の時間が不定になったので、余計に洗濯の時間を気にしなければならないようになってしまった。(みんな、好き勝手なんだから--;;) そして、洗濯はエンドレス・・まあそれは仕方ないんだから、どこかで納得して折り合いをつけながら今日の洗濯物と向き合うわけですが。とりあえずその日の計画は計画通り遂行したい。

今朝は、夫のユニフォームも洗わないと、ちょうど長男の野球のユニフォームもボックスにあったから一緒に・・・と考えていたところ、ふと気づくと、1回終わっているはずの洗濯機が廻る音がしている。夫が、どういう気まぐれか、自分の自分の分だけの洗濯を廻したのだ。然も、終わった洗濯物をいい加減に籠に突っ込んでいる。

(余計なことしないでよ!) なんだかかっとしてしまった。カードで言うなら「ⅩⅣ 節制逆位置」だ。

ひと呼吸、怒りを飲み込んで(だって、その怒りは「私の手順が乱されたこと」に対する瞬間的なものだから)、それでも不満がこぼれてしまった・・・「出してくれたらやるから、勝手に洗濯しないで」  
もうそんなこと、とっくに超越しているつもりだったが、深く考えれば、洗濯も自分でしてくれるのなら(彼は私の苦手領域;炊事をマメにしてくれますし)、私がここにいる存在価値はないではないか、とアイデンティティが揺るがされるみたいな・・・いやいやいや、それは大袈裟に過ぎますか^^;

単なる、私の思い通りにならなかったことに対する相手への攻撃;我侭には違いなく、当然彼も私の言葉に不満を感じ取り、空気は険悪になった。面倒くさいことに、彼は理屈っぽいので、出かけなければいけない時間にも関わらず(ということは、自分の洗濯をただ廻しただけで干す気はなかったんじゃないか)、私の我侭な態度を責めた。
そして私が彼の行動に感謝を表さないことに余程腹を立てたらしく、「じゃあそれを放り出して好きなようにやり直せばいいじゃないか!」言うが早いか、まだ“洗い”の状態にある濡れた洗濯物を、床をビシャビシャにさせながらバスルームに放り出した。(何、この人、昨日の試合負けたか、その後の飲み会でチームの女子にでも振られたかしら・・・)
「わかった、これからはあなたの洗濯物は別にしておく。私のやり方が気に入らないならもう自分でやってちょうだい、助かるわ!」と、私も最後まで歩み寄らずに捨て台詞を吐き、彼は憮然として仕事に出かけた。

出かけた彼も朝から嫌な思いをして仕事に当たらなければならないだろう。
残された私も、びしょ濡れの床を掃除し、洗濯計画を立て直し(梅雨なんだから空のご機嫌も考えねばならないのに)、、、と、きーっという思いだ。

そして、「今日は12時からバイト~」とのんきに起きてきた次男が風呂に入り、新たな洗濯物を出すことになる。きーっ!!!

私の生まれ曜日のアロマキャンドルを炊く。自分を取り戻さねば。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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