親離れ子離れ


比べるのはよくないとわかっているつもりだけれど、同じ男の子なので、つい思う。
「お兄ちゃんのときは・・・」

二番目だから、甘やかしてしまったか。
二番目だから、つい緩く構えてしまったか。

今日、お兄ちゃんと母の面会がてらつけ麺を食べに出かけようかというとき、次男にも声をかけたが、一向に起きてくる気配がなかった。
このところ、母のことなどでほとんど注意を向けていなかった。
つけ麺を食べながら長男が言った。
「あいつ、学校行ってる?」「ずっと家にいるよ」

私もうすうす感づいていたのだが。
朝、昼間はいつも寝ている。
夕方ごろバイトに出かけ、夜は遊びに行くか、友達と遅くまで起きている様子。

「学校、大丈夫?」と声をかければ「休講~」だとか、「冬休み~」などと、適当に返事されていたが、
大学ってまだ冬休みじゃないよね?年末年始は休みだろうけど。

ご機嫌取りにアイスを買って(アイスでごまかそうというのも子ども扱いか?とは思いつつ・・そんなレベルなんだからしょうがない)、
「学校、まだあるでしょ?」「行ってないカンジだけど、単位落としてるんじゃないの?」と再び声かけにトライしたところ、
「単位みんな残さず落としていないやつなんていないよ!」と、
落としていることを白状した。

まあ、そこまでにしておいて部屋を出て、兄に「やっぱりあいつ、行ってなかったよ。開き直った」と話していると、2階からどたんばたんと物音。「荒れてるねー」「もう言わないほうがいいよ」

ヤツは出かける用意をして下りてきて「駅まで送っていって」と、当然のように言う。
全くこんなときばっかり。ではあるが。
一応、反省したらしい?様子(少なくとも学校に出かけるということ)を評価して「では特別に」を強調した上で、送ってさしあげた。

長男は、中2くらいの反抗期の大変さといったらすごかったんだけど、
(親がだらしないからか)自分のことは自分でやる基本があって、ある年齢からは本当に世話なしなのだった。最近は彼女ができたようでもあるし、親の手をどんどん離れていく感じは、ある意味安心なのだった。

こいつは・・・。


李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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