オープンリーディング
四季の移り変わりのちょうど変わり目に毎度毎度、というわけではないのですが、その変わり目辺りに私は時に鬱々とした気分になることがあります。最近はその予兆を感じられるので、そういったときには、そうなる前にオープンリーディングを行います。
オープンリーディングは、心の静けさが求められるので、人生が平穏で余裕が感じられる日や、或いは時間的余裕があってなおかつちょっと後ろに下がって、今の自分に関わること・影響を与えていることを知る気分になれたときにこそ行うものです。
タロットからのメッセージを受け取りたい時というのは、何か差し迫った問題を抱えているときがほとんどで、ご相談もほとんどが質問を設定してカードを展開することになります。これがクエスチョンリーディングで、その質問(占的)の立て方においては留意しなければならないことがあるのですが・・・例えば、自分自身を問題の中心に置くこと、責任を引き受けること(カードにイエス・ノーを求めないこと)、何よりポジティヴになる必要があって(具体的に言うなら「なぜ○○において失敗ばかりするのでしょう?」ではなくて「○○においてどうすれば成功できるでしょう?」)・・・
ですがもちろんそれは占者の仕事でもあり、今回のお話は、差し迫った問題がなく、カードからの助言を得るためのもの、今ここで自分が尤も知っておくべきことをインナーガイドから教えてもらうためのリーディングです。オープンリーディングは、質問を立てずにするもので、問題に焦点を絞ってはいないので、大きく全体を見渡すものになるのです。視野が広く、長い期間の私の成長と発展をカバーするものです。現状を知ることで。
ですから、頻繁にするべきものではありませんし、私は季節の節目(春分、秋分、)や誕生日や新しい生活がスタートする日、デートや仕事の初日・・特別な場合にするものです。
実はここ最近も文頭のそこはかとない不安があって(本来はいいときにこそするべき占い方法ではありますが)、また先日の夢・・あの夢を考えていて、もう少しで秋分ですし、ココロ穏やかな日か秋分の日に、自分のためにカードをひいてみようと思っています。
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