スケッチ
この夏・・というかこの季節、初めての蚊に刺されました。
というのも、この花菖蒲の土手に分け入っていったからです。
というのも、この花菖蒲の土手に分け入っていったからです。
「いずれが菖蒲(あやめ)、杜若」・・・・いずれ劣らぬ美人がふたりいるときに使っていたこの言葉、最近はいずれも甲乙つけ難い素晴らしいものを例えて言う言葉になっています。どちらもよく似ていて見分けがつかない、というだけでなく、「美しい」「素晴らしい」ことが必須条件。
・・・と、花菖蒲、あやめ(漢字ではなんと菖蒲)、かきつばた(杜若)は、いずれもアヤメ科アヤメ属の植物で、花も葉もよく似ていて、わかりにくい。その見分け方は、花弁の元の模様の差で、花菖蒲が黄色い目型模様、あやめが網目(文目)模様、杜若は白い目型模様、ということなのだそうです。そして、付け加えるならば、菖蒲湯に用いる「菖蒲」。時期も同じでしばしば混同されますが、葉っぱが似ているだけのサトイモ科の植物で、葉や根茎に独特の芳香があるために邪気をはらう植物として「菖蒲湯」「菖蒲酒」「菖蒲葺き」などに使われてきたんですって。花はあやめと似ても似つかないサトイモ科独特の黄色い花です。(いやあ、ネットから色々全て受け売り--;)
この土手は、花の色も豊富でその時期も一番遅い「花菖蒲」の花壇になっています。(やっと本題--;)川のそば;湿地に花菖蒲、土手の上段にはマリーゴールドなどが植えられています。花壇の近くまで降りられるように、また踏み石のくふうもある散策コースになっていて、春はチューリップ、夏は向日葵、秋にはコスモスが植えられる、地元では有名な場所です。
写真の辺りでは反対側土手に柳が新緑を揺らし、その揺れとともに時間がたゆたうように感じて、小雨ぱらつくこの日、思わず傘を放り出して花の近くに下りました。
暫く花と川面を眺めていると、番いの鴨が小魚を探してなのか水面に潜る様を見ました。岸には白い身体に黒い羽の混じった野鳥が遊びます。
(ああ私ってば鳥の飼育員の経験があるのに名前がわからないことが残念過ぎる・・鴨だってただ“カモ”だなんて--;
・・ああ、綾ちゃん、桜井王子、原君、ごめんなさい、李々佳は不真面目でした)
・・・まああの、なんか、ほっと、本当にほっと、やすまりました。今、色々抱えてることに音を上げそうだったのだけど。
川は、水は、いいですね。歌じゃないけど、川の流れのようにいたい、と思えました。
綾ちゃん達に会いに行こう!・・・と、こうして横浜バラ園然り、私の実現不可能そうなお出かけスケジュールは次々決まるんですけど。いや、行動していかなきゃね。
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