『舟を編む』

遅まきながら観てきました。とてもいい、映画でした。

15年に渡る辞書編纂の物語。

登場人物に『悪者』がいなくて、淡々としたストーリー、地味な印象ですが、
コミカルなエピソードがちりばめられていて、
場内にくすくす笑いが広がる場面もありました。
何より静かな情熱が伝わってしみじみと感動させる、
観た後にとても幸せな気持ちになる映画でした。

映画をみたな、という大きな満足感。

1995年を、それほど昔だとは捉えていませんでしたが、
フィルムならではの映像の質感もノスタルジックでもあり、
映像からも「言葉」が生きていることを感じました。

感じることに比べて自分の語彙の少なさにもどかしい思いをすることも多いのに、
最近、辞書を繰る楽しさ、思いを表現できる楽しさを忘れていたと思いました。

そうそう、私も『用例採集』してみたいです!

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

0コメント

  • 1000 / 1000