お風呂入るの、大変です

入浴前の左脚の姿です。
骨折して病院から松葉杖で帰るとき、以前経験されたのでしょう、
あるオジサンが同情してくれて「いやあ、大変だねえ、足やっちゃうとトイレが大変だよね、うん」
と仰っていましたが、

（あ、でもわかった。私が洗濯物を干すときに、狭いテラスや雨天時用のバーに、
両足で立てないから脚立や椅子を使ってひと苦労だ・・・）
（男の人はトイレの時両足で立つ必要がありますね・・すいません、想像しました）
（記事を書いた後日、Japanese式を利用した時、ああ、これは大変だと実感しました）

私は何が大変って、なんといっても入浴です。
始めの2~3日は、清拭と、髪は洗面台のシンク前に丸椅子を持ってきて洗っていました。
そのうちに、このまま洗面シンクで右足を乗っけて洗えるかしら、と考え、実行。
また、上半身も何とかなるかも？と考え、誰もいない昼間、鍵をかけて部屋を暖かくして。
少々恥ずかしながら。
更にその昔、（この家じゃないけど）長男も次男もベビーバスの代わりに洗面シンクでお風呂に入れたわ、
と思い出し・・・いや、流石にその醜いであろう姿を想像してやめました。

そして、40lビニール袋（新聞屋さんが毎月サービスでくれるのが、破れにくくて優秀）で二重に包み、
マスキングテープで巻きあげ、
足をバスタブの縁にあずけておけるように半分量の湯を溜め、
タイルの床にバスマット下に使っていたウレタンマットを敷いて、更にその上に丸椅子を置きます。
これで準備完了。

どうしても濡れてしまうギプスの縁をドライヤーで乾かす作業を入れますと、
ゆうに1時間を超えますね。

元々私はお風呂好きですが、江戸っ子爺さん　って感じで熱い湯にさっと何度も
（例えば朝夕ひょっとすれば昼間も）入るのが好き。
気持ちがダウン気味な時は、時間をかけますが。
（たっぷりの湯の中に丸くなって・・胎児回帰ですかねえ・・頭も沈めてゆらゆらしてると、気が晴れます）

まあ、段々慣れてきました。
最近は長風呂を楽しむためのバスグッズを買って来いと、家人にお願いしましたが、
私がほしかった、例えばマカロンの形のシュワシュワする入浴剤とか、
お湯に浮かべて花びらみたいになる入浴剤とか、
はたまたロマンチックな明かりを浮かべられるようになっているモノモノ・・・
というのは、彼には要求が高すぎました。
「ウェル○アにはそんなの売ってなかった」そうでした。

足が治ったら、温泉でも行きたいなあ
ああ、今なんか紅葉なんかが借景になって、気持ちいいことこの上ないでしょうねえ。