星空みたいなボタン


家人が、作業着の袖のボタンが取れているからつけてくれと言う。
「ボタン穴にちょうどよさそうなの、ある?」

実家が縫製の工場だったことがあり、端切れやボタン、ミシン糸・・常に私の遊び道具だった。
が、不器用だが没頭する作業は好きな私は、棒針編みと刺繍にに関してだけは興味があったが、私の家庭科は専ら母の(&青木さん)作品だった。
ボタンやら糸やらは、工作となっていくのが常だった。

まあ、そんな私も、専業主婦の時期に突然思いたって始めたパッチワークとか、子どもが生まれるのに俄然興味を持ったベビー服制作とか、
ほとんど「してやられました」と後で思うしかない感じの販売方法で、当時でかなりお高いミシンを買ってしまったことなどから、
(その手入れの簡単なコンピューターミシンは今や雑巾しか縫いません)
少しは裁縫もできるようになった。

で、その時々に集めてしまう、溜まってしまうボタンはこんなにあった。
ベビー服にしても、子供服にしても、ピカチュウやプリンのリュックを作って配ったことさえある、
押しつけがましく隣の女の子のピアノ発表会のドレスを母に手伝ってもらいながら仕上げたこともある、その時々に、
双子座の性質;すぐ飽きるくせに情報集めて凝り性が出た結果だ。

そういう時期にあれこれ購入しただけでなく、実家に残っていたものから、あれもこれもと欲張ってもらってきたのもあると思う。
気に入っていた洋服を捨ててしまうとき、何かに再利用しようとしてとっておいたものもあると思う。

それなのに、この作業着につけるに相応しい大きさの紺のボタンは見つからず、
ま、いっかと緑のものをつけた。

でも、この量、様々な色と形、様々な惑星のようだと思った。
想像力を活かして?ハンドメイドに挑戦しようかしら。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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