彼の車庫入れ
就活が一段落した長男と、年金事務所に出かけました。
ほら、あれ、学生だから支払いを免除してくださいっていう手続きに。
その他、私と夫の用事もあったので、一緒に行くことになったのですが。
ここぞとばかりに昼を奢らされ・・・彼がごく小さいころからある店で、前にも来たことがあります。
カレーは大変に美味しく、店のインドの方かなあ、なんだか長男の食べっぷりを気に入ったのか、
デザートサービスとか、ナンのおかわりとか、何かと気遣いをいただきました。
ありがとうです。
(母面?は悪いのに)外面はいいもんですから・・・
さて、今日の主題は、やつの弱みを握ったな、と心密かに思えたことがありまして。
いつも、私の運転技術に「アクセルが急すぎる」だの、「この道はこんなにスピード出してどうする」だの、
その父親まんまの苦言を呈してくれるものですから、
その日は、運転を頼んだんですね。
「お母さん、ちょっと体調も悪いし運転してくれたら助かるから」なんちゃって。
あまり、運転慣れしていない割には、まあまあの技術ではありましたが。
車庫入れが苦手なのねー、この人。
まず、カレー屋さんでは、何度も何度も切り返しをしたにも関わらず、引いてある白線を無視して停車。
後から来た車も仕方なく斜めって停めざるを得ませんでした。
そして、年金事務所の地下駐車場はちょっと狭く、
私は心の中で意地悪くどう停めるかと楽しみにしていました。
3台分のスペースが柱で区切ってあるのですが、出口に限りなく遠い3台分空いているスペースを選んだ彼は、何分もの時間を費やし、やっと停めてくれました。
あー、これ以上書くと、告げ口されちゃうと困るから。
いや、充分書いたけど。
もちろん、彼の操作中、私は文句ひとつ言わず、むしろ協力的に振舞いましたが。
まあ、もうだいぶ前に言われていたことで、今の若い人にはもうそんなこと・・といわれるのかもしれませんが、
男子の車庫入れするときの姿が素敵!ってヤツ、あったじゃないですか。
うーん、キミは残念!ね。
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