神社参り

吉方とりなどには、どこの方位に何時に出かけるか、というのはとても大切になってきますが、
神社に参るには、いつだってどの方角だっていいんです。
(たとえば気学でいわれるところの暗剣、破などの方角だとしても)

ここの神社は、家からは少し遠い郵便局の裏手にあって、
小さいところなんですが、なんとなくここの雰囲気が好きで、
郵便局に用事があるときは、必ずここに立ち寄ります。

ある日、仏事がありましたから裏から入り
いつものようにお参りを済ませると、
とあるおじさん(失礼)がにこにこと話しかけてくる。
「神社に興味があるのかい」「私はね、ここの神社の世話役で、その立て札を書いたんだよ」
なるほど、これのことか。お参りの作法が書いてあります。

でも、そうはっきり“年配”って言われちゃったら、この若作りな色鮮やかなコートがあまりに痛いじゃないですか。

ま、仕方ないですね。そのとおりなんだから。
でも、おじさん、女心わかってないなあ。
私も、おじさん、なんて言っちゃってるんだから失礼はお互い様かしら。