医大受験合否part2・・・彼女が置かれた現状
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この展開において、未来を示すポジションは3つです。
現状がどう変わり得るのか、現状から到達し得る最高の地点(マイナスカードも顕される)であるポジション3、この問題の時間的変化を示す、クロスの横軸5-1-6;過去-現状-未来。ポジション6も現状が時間の流れによってどのような様相を見せるのか、未来を示すポジションです。
そして、質問の答えとなる最終ポジション。
未来を、この3つのポジションに示された3枚のカードを見て占断します。
3、6、10に「戦車R」、「タワー」、「デス」。なんだか、穏やかならぬカードが出ています。
現状に示されたカードは「恋人R」。彼女は他人からの干渉があって、迷っている状況下にあるようです。
現状に見えていない事柄として「女教皇」。ここのポジションに顕されるカードは、他の9枚を支配する、非常に重要なカードです。「女教皇」からは探求する若い女性のイメージを受け取れます。その象意には『大学・大学院に進む』というものもあるように、彼女の潜在意識でもあり、この受験を支えているのは彼女が『大学で勉強したい』という意思です。
現状がどう変わり得るのか、その可能性でもあり、彼女の顕在意識を示すともいえるポジションに「戦車R」・・『暴走か停止』を示すもので、私はしばしばこのカードに”怒り”の感情を読み取ります。
次に、横軸;時間の流れをみていきます。
過去には「世界R」。『未完成』を示すこのカード、若い人にとってはリバースに出て当然ともいえるものですが、「女教皇」の”意志”を繋げれば、彼女はいきたい方向(恐らく医大ではない、私には文科系と思われるのですが)がその意識の下に在るにも関わらず、自身のはっきりした態度が保てないまま受験に対して流されていた状態を示したものだと捉えます。また、このカードには『伸び悩み』という意味あいがありますから、医大受験に向けてよい成績でありながらも(「世界」だから)、彼女自身が求めるのか周囲からのものかある水準には達しきれていなかったようです。
そして、他者からの干渉が多く、彼女は分岐点で希望の道が選べない状況に置かれています。
その現状を経て、時間の流れによる未来(最終カードの手前の時点ととることもあれば、最終カードの先を示すこともありますが)に「タワー」。縦軸の「戦車R」と併せて読むと、受験前に彼女が進路を変えたいと言いだすのではないか、と思われます。発言しないまでも、大きな混乱、葛藤がありそうです。
さて、当面の障害として示されているのは「節制R」です。このポジション2に置かれる、クロスとラインの間のカードは、各カードに合わせて読む必要があります。
彼女は受験勉強のためか不規則な生活による心身不調の状態がありそうですし、また、1;「恋人R」と併せれば、周囲と彼女の本音とがきちんとコミュニケートされていない状態があることを訴えたカードのようでもあります。
(ここで、「節制R」があるものの、「タワー」が彼女の入院や急病でないことは、ライン部分ポジション7;「太陽」があるためにわかります)
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