『復縁へ向けて』part3
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占断データ;
ワンオラクル;フール
ポジション1;(ふたりの現況)星と運命の輪R、
ポジション2;(彼女の気持ち)皇帝Rと太陽R、ポジション3;(彼の気持ち)デスRと力R、
ポジション4;(それぞれの周囲の要素)女帝とタワー、
ポジション4;(それぞれの周囲の要素)女帝とタワー、
ポジション5;(未来に繋がるキーカード)フールR、
ポジション6;(近未来)悪魔Rと吊るし人、
ポジション7;(最終的なふたりの状況)マジシャンRと女教皇
直近の未来を示し、未来の流れを作るきっかけとなる1枚のカードが顕されるポジション5。ここには、「フールR」です。内容を聞く前のワンオラクルで彼女の為に選ばれた「フール」が逆転しています。
「フール」から受け取れるイメージは、『旅立ち(出発)』『無垢(本能)』・・・『見る前に跳べ!』という、背中を押してくれるものです。なにも決まっていないけれど、可能性は無限大で、その未知へ旅立とうとするならば、その足跡は確かに刻まれその旅は意味あるものへとなるでしょう。ところが、フールたる旅人が立っているのは崖の上。『気をつけないと愚かしいことになる』という暗示も含みます。その危険を知らせるのが足元の白い犬です。(「フール」については『異動問題』part7・・展開B 参照)
また、今回の『復縁』というテーマに即してこのカードを考えれば、「フール」は『再会』、『相手を訪問してよい結果になる』というメッセージを発しているように感じます。
逆転しているところに着目するべきです。本来彼女は無垢な;ピュアな心で彼との『再会』を望んでいるのに、その『本能の力を生かそうと』するならば、思い切って彼を訪問する(=コミュニケーションをとる)ことができるはずなのに、そこが活かされないという意味で逆転して示されたのでしょう。これは、彼女の心境(ポジション2;「皇帝R」+「太陽R」)が招いてしまったカードです。
彼女は自分の天井を決めてしまい、彼のことで『気苦労が続く』のに、引き返すことも進むこともできない状態を示しています。それはつまり「フールR」の象意である『むら気』ということにもつながっています。
「フール」がリバースで示されたとき、カードからのメッセージとして『思慮深くあれ』『冒険心を思い出して』といった、矛盾する呼びかけが得られます。「フール」本来の意味合いを考えれば、彼女はやはり彼を想うピュアな心を取り戻し、周囲に愚かさを指摘されても限界があると思うことより、自身の素直な気持ちに対して自由になるべきなのではないでしょうか・・・
ここのカードは他のポジションと違って1枚置きです。彼の深層心理;「力R」も、遠因ではありますがこの「フール」を逆転させた要因のひとつといえます。
to be continuedです。
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