あるダウジング・・・(プレ『復縁へ向けて』)
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”当たる”のその先へ・・・『試験の合否』part1 で書いたように、『責任を引き受ける』という観点から、タロットカードにyes/noを問う質問を設定するのはあまり好ましいことではないと私は考えています。
ですが、占者として質問に対峙する時、どうしてもyes/noを求められることは多くあります。もちろん、カードでも1枚ひくこと(=ワンオラクル)で、そのなかにyes/noを見出そうとすることができます。また、試験・採用の合否なども私は占います。失せものを探すとき、カードにヒントをもらおうとすることもあります。
ただ、カードの本質的なところでいわゆる『あてもの』には向かない面があります。
そこで、ダウジングを鑑定メニューに加えています。
ダウジング・・・ペンデュラムと呼ばれる振り子の動きで、yes/no/may be/、またはチャートによる探し物、ほか、各種チャートを用いることで様々な占いが可能です。次々にyes/noを聞いていく占い方もあります。
ダウジングの答えはどこからやってくるのか・・・ダウジングのメカニズムを説明することは困難ですが、ダウザーひとりひとりの内部から生まれる、自分のなかの直観力が関係していると、私は理解しています。
今回の”リーディングケース”に入る前に、質問者である彼女との間に幾度か行ったダウジングを紹介したいと思います。・・・ダウジングのモデルケースを紹介するとなると、『これがここにあったのを見つけました』という報告(或いは自慢話・笑)にしかならないので、多く載せるつもりはありません。見つけられなかったこともありますし、100%のダウザーはいません。
彼女とのダウジングで私も感動的だったのは、彼から貰ったというネックレスを探した時のことです。私と彼女のイメージを近づけるよう細かな特徴を聞き、家のなか→どの部屋→と進み、そこで三角測定です。(参照;自慢話・・・三角測定 )2番めの位置に彼女に立ってもらうと、振り子は激しく反応し十字が書いてあるチャートの前方を示します。「あなたの前、前にありませんか?」と私が言うのと、彼女が「あ、あった」と言うのが同時でした。
これは、彼女が”直観”的なものに心を許し、私と同調してくれたがために起こったことだと信じ、感謝しています。
そして、今回のリーディングケース;『復縁』を占うに先立って、彼女は旅行先で失くしたお守りを探してほしい、と言いました。彼女からの話を聞く前にひいた1枚のカードは「フール」。その後の展開のなかにも出てくるのですが、旅先で失くしものをした、と聞いてああなるほどと思いました。象意には『海外旅行』、『旅人』が描かれているカードです。
この時、振り子は、(彼女が滞在した)外国のホテルにある→部屋にある→彼女の手元には戻らない→当面誰かに捨てられることはない と答えました。彼女はホテルに連絡し、ホテルは探すと約束し、見つかったら連絡を、と手配しています。組み立てれば、『ホテルの部屋を探してくれたけれど、その時見つけることができず、更には探してくれないのだろう』ということだと思われます。
次回、カードリーディングに進みます。
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