『試験の合否』part3
占断データ;
ワンオラクル;隠者R
P1;現状(質問の現況);デスR、
P2;キーカード(対立する力)現状を如何に変え得るか;月R、
P3;顕現し得る状態(顕在性の問題)どこまで到達できるか;太陽、
P4;潜在的な事柄(潜在性の問題)見えない事柄;恋人R、
P5;過去(現況の原因となる過去)何が現状に繋がるか ;女教皇R、
P6;未来(将来の影響力)現状の時間的変化;マジシャン、
P7;質問者(質問者自身)質問者の状態や心境、立場;審判、
P8;質問者の環境(外部要因)周囲、対象となる相手;隠者R、
P9;質問者の能力(内面感情)質問者の能力、有利か不利か;力、
P10;最終結果質問への答えを象徴する;星
ラインの部分のリーディングです。
彼自身、再起を誓いできるだけのことはしたからこその強い思想を以てこの試験に臨む姿勢が顕されています。(現状にも「デスR」なのは、実は彼が別の就職試験で挫折も経験しているからです)
彼がそういう姿勢だからこそ、彼には『奇跡が起こる』このカードが示されます。
さて、問題の「隠者R」、彼の環境のポジションに出ています。彼は決して、その家族・友人らから試験を否定されるどころか全力で応援されています。ここのポジションは、展開するときに質問に関わる”対象となる相手・一個人”と設定することもできるのですが、今回は特にそうしていません。
では、なにを示したのか…彼以外に試験を受けるライバルたちのなかに『知識を巧く実際に応用できない』『神経質な』受験者がいることを示したのでしょうか?いえ、それであればワンオラクルでこのカードが選ばれていることもおかしな話です。
私は、「試験」「試験官」を顕したものと捉えます。
彼が偶々見落とした問題が複雑な形で出されるのでしょうか、意地悪なムード(まるで『重箱の隅をつつくような』)の圧迫面接があるのでしょうか・・・いずれにしても、「試験」「試験官」そのものが、彼の実力を出すことに対し、何らかの否定的な要素があるとカードは語っています。
ですが、彼の能力、この試験への彼のポテンシャルとして示されたカードは「力」。私は、このカードが事象を顕すポジションに出た場合には『時間はかかるかもしれないが大抵のことはうまくいく』と読みます。ここは、事象というより、彼のこの試験で発揮でき得る能力ですから、メンタルなところも多く含んでいます。
大丈夫、彼は厳しそうな「試験」「試験官」を彼が今までにしてきた『努力で突破し成し遂げる』『大反対(おかしな言い方になりますが「試験」からの)を押し切って成し遂げる』と読みます。
彼には充分、この試験を乗り切る力は蓄えられています!
そして最終カード;最終結果として選ばれた「星」。
『希望』を得て『輝かしい未来』へ『船出』していく彼・・・試験にはきっと合格するでしょう。
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