悪意なんてないのに



憶測だ。

面識はない。
存在を互いに知り得るが、相手の立場のほうが上だ。
相手が意識するはずもないし、私も特に気にしたことはなかった。

だから、私の憶測だ。

その記述に、否定されたように感じた。
元々、そのひとの書いたものを目にすると違和感を憶えるところもあった。
名指しで否定されたわけでもない。
ただ、タイミングだった。

根拠が薄いことは承知していた。
単に、「面白いかも」という理由だけでその記述をした。

確かに、その根拠が薄いことを指摘されれば、公的な場に書くことではなかったのかもしれない。
反省を促されて、感謝すべきだろう。
そこに悪意を感じるのは、自意識過剰というものだ。
自我を表す「太陽」が自我を表すハウスに位置するので、時に傲慢になるのが欠点だ。

けれど、少し、しぼんだ。
尊敬もしていただけに、感覚の違いを痛感し、相容れない部分を見つけてしまった。
少し、寂しくなった。

勝手な憶測だ、そのひとに悪意があるはずもない。
まして、個人に向けられたそれなど、あるはずもない。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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