Ⅱ女教皇 part1

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◎お客さまの許可を得て掲載しています

彼女と、まだメールのやりとりだけで実際には会えていない彼との、恋愛関係を占いました。
彼の心境も考慮に入れたうえで、ここは彼女が積極性を持てば未来のゆっくりとしたペースが早まるのではないかしら、と思った私は、彼女に「ちょうど二人がお休みのその日、あなたから彼に会いに行かれては?」と提案しました。

そこで、二択をしています。
*二択の他のケースは、3/19付 リーディングケース『アプローチする場合、待つ場合』をご参照ください。

『彼に会いに行く(A)、行かない(B)』
ポジション1;世界R、ポジション2;恋人、ポジション3;悪魔 R、ポジション4;節制、ポジション5;力R、
ポジション6;皇帝R、ポジション7;裁判の女神

まず二人の恋愛関係を占ったラブ・スプレッドで、以下のように、現状でこの恋愛関係は始まっており、その未来にはお互いに必要としあい、明るい恋愛関係が予想されていました。
彼の気持ちも、彼女を既に自分の”彼女”と考え、彼自身積極性を持っている様子が顕されています。
ところが、彼がその背景(「星」;彼はある夢を持ちその実現に多くの時間を割かざるを得なかったそうです。それは、併せて展開している彼の全体運のポジション9にも示されていました)によって、彼女に自分から積極性を示せない状態にありましたから、
彼女の心境には、彼との恋愛の展開速度が緩やかなものへの焦りが出ていました。
そこで、前述の提案となったわけです。
*ラブ・スプレッドについては、3/31付 ラブ・スプレッド、また同日付 リーディングケース『ある夫婦関係』、4/22 『彼の気持ちと今後の恋愛状況はどうなる?』等をご参照ください。

ポジション1;マジシャンと吊るし人(現状のふたり)、
ポジション2;戦車Rと力R(彼女の心境)、ポジション3;皇帝と女帝(彼の心境)、
ポジション4;デスと星(この関係に関わる周囲の要素)、
ポジション5;節制(直近の未来;キーカード;このカードから未来の流れがつくられる)、
ポジション6;運命の輪と法皇(近未来)、ポジション7;月Rと太陽(最終的な二人の状況)

二択の結果に戻ると、彼女は(占いによる)彼の気持ちを信じて下さったので、選択をする状況下で「どっちでもいいかしら」というような状態です。
そして、行くことを選択した場合には、彼女の心に”恋愛”を強く意識するものが生まれます。一方、行かないことを選択しても、彼と会えないことに焦っていた気持ちからも解放されそうではあります。
ところが、結果を見比べると、Aの場合「節制」が示され、これはラブ・スプレッドにおける直近の未来と=となるカードです。Bでは「力R」;なんだか、恋の進展速度にブレーキをかけそうでもあります。

そこで、彼女も前述の提案を受け入れる気持ちになりました。

ところが、そのご相談の数時間後、彼女から再度お電話をいただき、彼女は「やはり彼に会いに行くのはやめようと思う」と言います。

二度めのお電話の際、彼女の話を聞く前に1枚カードをひいています。
私が、どんな場合もまずお話を聞く前にカードからのインスピレーションを得るためのワンオラクル。
それが、Ⅱ番のカード、「女教皇」でした。

次の記事に続きます。

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