毒
帰省中にBOOKOFFの閉店セールに出かけるという家人に「何か私が気に入りそうな本」をお願いしました。その中に沼田まほかるさんの『痺れる』という短編集があり、夢中で読んだ後、上梓されているものを一通り購入しました。
届いてみて、著者のヒット作『9月が永遠に続けば』を、既に読んでいたことに気づきました。
ああ、そうでした。読んだことを忘れていたのは、その背筋が凍るような戦慄に感動しながらも、読み返すのが怖いほどだったからです。
遅いデビューながら、その若い感性にとても惹かれます。
私もきっと抱えている人間の深い闇を容赦なく見せつけられるストーリーに恐怖しひきこまれ、
温かくというのとも違うけれど悪意だけではない、複雑な毒を持ったこれらのミステリに鮮やかさを感じます。
届いてみて、著者のヒット作『9月が永遠に続けば』を、既に読んでいたことに気づきました。
ああ、そうでした。読んだことを忘れていたのは、その背筋が凍るような戦慄に感動しながらも、読み返すのが怖いほどだったからです。
遅いデビューながら、その若い感性にとても惹かれます。
私もきっと抱えている人間の深い闇を容赦なく見せつけられるストーリーに恐怖しひきこまれ、
温かくというのとも違うけれど悪意だけではない、複雑な毒を持ったこれらのミステリに鮮やかさを感じます。
0コメント