水星逆行
コミュニケーションを司る惑星;水星は概して1年に3回、3週間ほど逆に動きます。この間は、コミュニケーションミスや判断ミスが起こることが多く、大きな契約ごとはかわさない方が好ましいですし、他人の言葉などを誤解したりしないよう、いつもより客観性が必要です。
私は、久しぶりの友人と3人でランチの約束でした。
私は、その太陽、月、水星星座が双子座で、水星は双子座の支配星ですから、影響はより強いかもしれない、自分の言葉には充分気を付けるつもりでいました。
ところが、ちょっとした意見の食い違いに少しムキになってしまった自分がいました。
あれー、やっちゃったかな。水星逆行を知っていたのにも関わらず。
話題がこと占いについてでして、占いへの一般の受け取り方を言われた時に、つい熱が入ってしまったのです。よく夫が口にすることでもあるのですが(だからこそムキになったかも💦)、世間一般では占いについて好意的な意見ばかりではない といった話です。
帰宅して、「なんか雰囲気悪くしちゃった、ごめんね」と送信すれば、おふたりから「そんなことないよ」「楽しかったよ、そう思わせたらごめん」なんて逆に謝られてしまいました。やっぱり大人げない私です。だって、世間的な見方って自分でも解っているはずでしたから。占いに対してある種の偏見が持たれてしまうのは、当然なことなのもわかります。でも、私が占者であることにプライドをもっていることはそれでは傷つけられないはずです。
単に世間話であったのに、憶測で過剰反応して孤独感を持った私こそに自己卑下のような偏見があったのですね。言ってみれば「隠者逆」の状態です。
(ああ、水星逆行)
ですが、このランチは確かにとても楽しかったのです。
そして、このランチはまさに水星逆行のもうひとつの意味でもあった出来事なのでした。水星逆行の時期には「コミュニケーションが遡る」=「懐かしい人やものが戻ってくる」ということもあり得るのですから。この日のふたりとは、本当に何年ぶりでしたし、それでも昨日「またね」って言いあったみたいに、旧交を温めた楽しい時間でもあったのです。
次は本当にまたゆっくりね。
(写真が趣味でかなりの腕前を持つ彼女が撮ってくれた、デザートに喜ぶ図)
0コメント