結婚しているあのひとpart3・・彼女の状態

今回は、リーディングケースにご応募いただいたものです。

ちえさま　占日時20150926

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結婚しているあのひとpart1・・占断データ

結婚しているあのひとpart2・・彼の状態

結婚しているあのひとpart3・・彼女の状態

彼女側のカードを読んでいきましょう。

ポジション1、彼女の状態や彼に対してのスタンスを示すポジションであり、ふたりの現状を顕す場所に「女帝」が選ばれています。

彼女は、彼に対してその優しさを見せています。彼には、彼女がその美貌とともに内面の女性性を感じているのでしょう。だからこそ、彼の深層心理には「皇帝」が顕されていたのです。

ところが、彼女の心境を示すカードは、深層心理に「隠者R」、そっして顕在意識に「マジシャンR」です。

「隠者R」は『憶測』を第一義とする、恋の沈滞を招いてしまうカードです。

自分の目で見て、耳で聴いて確かめたのではない、根拠にならないことを根拠にして、或いは、他人の無責任な意見に揺らされて、自分にとってネガティブな想像を塗り重ねてしまうような心理状態です。

同時に、彼女の心の奥にあるコンプレックスの存在を意味しています。

彼女は例えば、「どうせ私なんか」と考えてしまっているのではないでしょうか。

この「隠者」、アップライトで『心に秘めた恋』という象意を持ちます。そして、リバースに示されたカードには、そのカードが持つ本来の力を用い切れていないことを示すものです。

「隠者」；孤独の闇に差し込む光とはなんだろう？

描かれた”賢者”は、手にランタンを持ち自らの足元を見つめています。自身を哲学するこのカード、アップライトでも『孤独』を意味しています。

彼女は、彼と友人として接してきた中で、彼への恋心を『プラトニックラヴ』として静かに密かに温めてきていたのです。それはきっと、彼が結婚しているから。

ところが、メールが来なくなってしまって、彼女の心には不安が沸き起こってしまい、ネガティブな方向へ進み始めてしまいました。メールのやりとりがあったり、食事などの交際があったうちは彼女も友人として振る舞えていたのです、恋心を心の奥にしまって。

そして、顕在意識の「マジシャンR」は、彼女が『連絡したいのにその前に逡巡する』心を顕しているのでしょう。根底に「どうせ私なんか」或いは「彼は友人としてしか私を考えていないのだろう」などという想いがある為です。カードの上下関係ですね。

更に「マジシャンR」は、『嘘』という意味を持ちます。このカードが心境のポジションに出ているのですから、彼女は自分の心に嘘をついている　ことになります。

そこで、彼女の置かれている状況をポジション4にみれば「デスR」が示されています。『可能性が出てくる』運気を示したものだと思われます。

恐らく彼からのメールがプツリと止まったときが「デス」の状況といえますから、彼女は実は、彼との交流が復活する時期に差し掛かっているのです。

その可能性を振り仰げないのは、彼女の心の根底に示された「隠者R」のためだと考えられます。

展開前のワンオラクル「悪魔R」

ポジション1　ふたりの現状；「女帝」と「法皇」
ポジション2　質問者の心理状態；「マジシャンR」と「隠者R」
ポジション3　相手の本心；「女教皇」と「皇帝」
ポジション4　現状に関わる周囲の要素；「デスR」と「節制R」

ポジション5　キーカード、直近に起こり得る出来事；未来に繋がるきっかけ；「フール」
ポジション6　近未来；「力R」と「裁判の女神R」
ポジション7　未来；「月R」と「吊るし人」

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結婚しているあのひとpart2・・彼の状態

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