切れそうで切れない縁part3・・彼女の状態


一方で、占日時現在の彼女として顕されたカードに触れていきましょう。
彼女は、彼に一目惚れであったか、若しくはむしろタイプではないのにどうしても彼のことが気にかかる、という感情を持っている様子です。

人物像のない「運命の輪」が顕在意識に示されていて、彼女の彼への生き生きとした愛情が伝わってきます。人為的なものが介在しないこのカード、彼女は彼を『運命の相手』と思っている様子です。
だからこそ、彼女のことを”遠ざけようとする”(彼女の言葉のまま)彼の言動があっても、彼女は彼のことを想い続けていられるのでしょう。

「運命の輪」は時間的タイミングに関係するカード、彼と10月に会う約束をしているために選ばれてきたカードでもあるのでしょう。

彼女の深層心理には「節制R」、これは恋に恋する少女のようなカードで、自分から積極的にしないけれど、相手からは来てほしいという、『臆病ゆえの我儘さ』といえる感情があるようです。
こうした感情を持つ所以は、ポジション4「マジシャンR」に顕れています。今まで、彼女の思うようには恋愛的進展がなく、彼とのコミュニケーションがとりにくかった状況があるのですから。

彼女にとっての、いちばんの課題ともいえる彼女の彼への姿勢は「女教皇R」が選ばれました。
元々、クレバーな女性像を示すこのカード、アップライトでも「理論に傾倒する」意を持ちます。

「マジシャンR」が示す、コミュニケーションがうまくとれていない状態では、致し方ないところですが、
彼女は例えば、彼に女性関係があるのではないか、自分なんか彼に相手にされないのではないか、
というように大変ナーバスな状態となっています。

それでも、この現状のカードを以てしても、最終ポジションには「力」+「法皇」が導かれており、
決して恋愛的に悪い展開ではありません。彼女が危惧するように、ついにこの関係は切れるのか?ということは全く窺えません。

未来をよりよいものにするためにも、彼女には彼の心情に示されたカードの言葉を信じてほしいと思います。

次回、ポジション5から始まる未来の流れについてです。


展開前のワンオラクル「世界R」
ポジション1 ふたりの現状;「女教皇R」と「女帝」
ポジション2 質問者の心理状態;「運命の輪」と「節制R」
ポジション3 相手の本心;「星」と「裁判の女神」
ポジション4 現状に関わる周囲の要素;「マジシャンR」と「恋人R」
ポジション5 キーカード、直近に起こり得る出来事;未来に繋がるきっかけ;「デスR」
ポジション6 近未来;「太陽R」と「審判」
ポジション7 未来;「力」と「法皇」

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李々佳・・縷々綿々

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