この日は赤で
彼女と私は生まれ星座は違うのですが同じ6月生まれ。
誕生会をしましょうか ということになりました。
地元紹介のムックに載っていた、北越谷『楽の蔵 Chez tomo』。
山形市に眠っていた蔵を移築再生、古材の醸し出す雰囲気はとても落ち着き、
古民具や家具のインテリアもその空間に馴染んで、なんともゆったりと時間が流れるお店です。
2階はギャラリーになっていて、レストラン+ギャラリーという、この空間が素敵だと思います。
創作フレンチの看板で、その料理は地場野菜をふんだんに用いたなんとも美しいものでした。
とにかくここへ行きたくて、彼女にははるばる足を運んでもらうことになったのですが、
さあ、いざお食事です。
日本酒が一番、という彼女はアペリティフに白ワインを。
オーダーしたコース料理には、お魚もお肉も献立にあって、迷うところでしたが。
私はやっぱり赤が好き。
特に薀蓄が語れるほどのことはな~んにもないのですが、
赤ワインのコクというか渋みというか、口に拡がる感じが赤のほうが好みです。
もう1杯、食事中にいただこうと思っていたのですが、次々新鮮な美味しい驚きに
ワインのおかわりのことをすっかり忘れてました。
アスパラガスのブラマンジェと
ソフトシェルのシュリンプフリッターの2種類です。
ホワイトアスパラガスはなめらかで、シュリンプフリッターは衣に海老の風味が利いてしつこくなく。
のポタージュです。
甘~い! …なんか、はるか昔のギャグにありましたね。
続いて、この、オードブルの美しさ!
魚介類と埼玉県産野菜青丸茄子のセルクル。
テーブルビートと呼ばれる渦巻き模様の”ゴルゴ”は彩り以上の存在感でした。
ソースは梅のソースと、グリーンマスタードのベネグレットソースの2種がつきます。
フェンネルの素揚げがかぶせてあって、見栄えだけでなく食感もgoodです。
自家製切干大根が混ぜてあるパンもふんわりと温かい。
さあ、メインディッシュです。
ああ、コロダイのポワレと、白胡麻をつけてソテーした、お魚料理の写真を撮り忘れています(゚_゚i)
蛤とバジルのソースがきれいな色で、貝の旨みが滲み出る美味しさでした。
何とも贅沢に、お魚も2種の料理、続く肉料理も2種です。
三元豚エストラゴンピクルスソース・・・柔らかいのにしっかりした歯ごたえも両立しています。
そして牛ハラミグリルは蜜柑のラビコットソースでいただきます。
ツルムラサキのサラダが添えられて、そのほんのり苦味はお肉に相性ピッタリでした。
そして、お楽しみだった、デザート盛り合わせ。
ルバーブのクリームブリュレ、林檎とカモミールのゼリー、ブルーベリータルトに
空豆とマスカルポーネチーズのティラミス!
ハーブや野菜の美味しさがしっかりと伝わるお料理でした。
サービスしてくれる笑顔のきれいな女性(たぶんシェフの奥様かな)の詳しいお話と、
挨拶にみえたシェフの語ったお店のコンセプト、
このお店を大事にされているのが伝わってきました。
ゆっくり、2時間かけてランチを堪能しました。素敵なバースデーパーティになりました。
ワインは赤?白?
- 赤
- 白
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