年下の彼part5・・最終カード「タワー」が語ること

今回のケースはブログメニュー『リーディングケース』にご応募いただいたものです。
HARUさま 占日時2015/03/19
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最終ポジションには「タワー」+「運命の輪」

彼側からアプローチすれば、彼には人間関係を一新する異動があるのか、彼にとっては喜ばしいだろう移動が起こりそうです。それによって、彼女と彼には物理的な距離ができてしまいそうだ とカードは語っています。

「タワー」については、以前記事にしたことがあります(2012/5/8 塔(落雷) )。

カードの語るストーリーが顕在化してしまうなら、彼女は彼の異動に拠って、ふたりの間に物理的な距離ができてしまうことを知ることになってしまうでしょう。

ですが、一方で、「タワー」には『大手術』といった意味合いもあって、
この「タワー」が象徴する出来事の前で、動揺する心をできる限り抑えて、起こったことだけ冷静に捉えようとするなら、それは大きな『意識の転換』ができることを意味します。

ここに示された「タワー」は、彼に起こっている流れからきているもので、彼女が防ぐことは難しそうです。
であれば、やはり彼女は、彼との距離に負けないだけの強さ且つ柔らかさを持たねばなりません。

彼女の心境を顕すポジション2;「悪魔」があるから、彼との距離を「タワー」で捉えてしまうのだ、といえます。
ここで、彼の状況を振り返れば、彼は人気者であるのに内心に『孤独感』を強く持っている様子、そして彼は新しい仕事に於いて『やる気満々』であるものの、周囲に恵まれない様子、なにより、彼女に対して特に悪感情を持っていないばかりか友情を感じているようであること・・・・・

彼女が彼に「悪魔」で示されるところの強い魅力を感じているなら、彼から離れがたく惹きつけられているなら、その感情を”柔らかく”持ち続けることを意識しましょう。

彼に変化が起こり、もし彼女とは接点がなくなってしまうことが明らかになっても、彼女が彼を選ぼうと思うなら、彼女にできる最大限の努力をするべきです。それができるとき、彼との未来は大きく変わるでしょう。

ただ、どんな占も、ポジション1;現状を起点としています。
”占断”とは、ポジション1の事柄がポジション7に示されるようになるだろう
というものです。
俯瞰的視点で言えば、ここに示された「恋人R」は、彼女が揺れていることを示し、それがあればこそ、彼女は彼に対して自ら崩壊させてしまうのでしょう。この関係を。

ご質問いただいたことを、そのまま投げ返すようですが、彼女はここで、今一度考えるべきと思います。
彼とはゆっくりでもこの先距離を縮めていきたいのか。
彼を追わずにこの先の他の可能性を探そうとするのか。

彼と彼女に距離ができるまでには、1~2か月の猶予がありそうです。
最初に選ばれたカード;「フール」のように、真っ白な気持ちで、彼への自分の想いを問うてみていただければ・・と思います。


ワンオラクル;フール
ポジション1 ふたりの現状;恋人Rと太陽
ポジション2 質問者の本心;悪魔と皇帝R
ポジション3 相手の本心;戦車と隠者R
ポジション4 現状に関わる周囲の要素;女教皇RとフールR
ポジション5 キーカード、直近に起こり得る出来事;未来に繋がるきっかけ;女帝
ポジション6 近未来;節制と法皇R
ポジション7 最終的なふたりの状況、未来;タワーと運命の輪

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◾️リーディングケース掲載予定◾️
HARUさまの後、 どてこさまを予定しています。




李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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