彼の戦隊シリーズルーツ
或る夜、父と息子がウィスキーを酌み交わしながら、音楽の話をしていました。
私は隣の部屋にいたのですが、
聞こえてきた、”カクレンジャー”という言葉に反応して会話に加わりました。
彼(息子)の戦隊ものデビューを飾る作品は”カクレンジャー”です。
そのタイトルバック曲は
♪なんなんじゃ、にんじゃにんじゃ
カクレンジャ、にんじゃにんじゃ♪・・・・な~んていうlyricで、
ヒッピー(古)みたいな恰好の男女5人が、普段はクレープの移動販売をしていて、
地球を脅かす敵が現れると、忍者スタイルに変身して戦い、地球の平和を守るのです!
いいのか?こんなヒッピーみたいな軽やかな青年たちに地球を守ってもらってていいのか?
そんな疑問(笑)を抱えながら、観ていましたが、
当の息子は、エンディング曲(こっちは敵が集団でダンスする映像)をエンドレスにつなげたビデオを喜んで飽きずに眺め、
いつも背中に物差しを仕込み(そのうちにプラスチックの刀を買ってあげました)飛び歩くので、TシャツというTシャツの襟首は全てのびてしまいました。
私が、カクレンジャーとともにあった母子の日々を憶えていたのを、
息子は------へぇ、憶えてるんだ、と感慨深そうにしましたが、
そりゃあなた、来る日も来る日も忍者ごっこに付き合わされ、歌を歌わされていたのですよ。
私も、楽しんで観る選択をしていたのですよ。
ところで彼は、まるで次男のように育ったところもあって4歳上の従兄の影響を多大に受けており、
従兄に見せられたんだよねーと語る、戦隊もののいちばん古い記憶は、ダイレンジャーやジェットマンだそうです。(戦隊ものではないんですが、ビーファイターもデザインや設定が面白かったです)
そうそう、私も甥っ子にせがまれて、当時ダイレンジャーやジェットマンの勉強をしましたっけ。
ジェットマンもその曲はとてもカッコイイのですが、ダイレンシャーは出色でした。
変調のある、難しい曲で、”変身”のことを”転身”と表現したり、設定である中国の五星(本当のところは四星なのですが、5人必要だから、黄色担当の麒麟が加えられていました)lyricも魅力的でした。
更に、話は私や夫の時代、それぞれの弟の時代にさかのぼって、ミラーマンだ、シルバー仮面だ、と話は尽きないのでした。
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