ⅩⅩ.審判(リバース)vol.2/カード徒然
ケルティッククロスにおけるポジション3に示されることとは・・・質問となっている件が、実際にはどのように『顕現し得る事柄なのか、現状が一時的なものなのか、時間経過とともに深刻になっているのか、が顕されます。ケルティッククロスで現状を示す、ポジション1に強弱をつけるのです。
リーディングに戻って、彼の場合にこのポジショニングに選ばれたのが「審判R」でした。
彼が長く続けてきたこと、それは現行の仕事です。懸案の仕事を始めるにしても、副業としてということも充分に視野に入っていて、現行の仕事をすぐに辞めることは思案のなかでは遠くにしかありません。
・・ということは、懸案の仕事を始めていこうとする場合、『別れたくない別れ』が生じる可能性が出るだろう、そうカードが伝えてきていると解釈できます。
(ここで、リバースに示されたカードをアップライトの象意を保つよう考え行動に出ることは、ひとつの打開策でもあります)
そこを違う言い方をしてみると・・
「審判」が内包するのは永い時間軸です。彼が、現行の仕事を続ける場合にはゆく道に『続けてきてよかった』と思える事態が生じる可能性が現時点である、ということになります。
ケルティッククロスにおける未来の暗示は、3つのポジションに示されますので、ポジション3のほかにアンサーカードと時間軸による事態の変化を示すカードを総合的に判断する必要がありますが、この、「審判R」からだけでも、懸案事項を始めるには時期尚早なのかと捉えられます。
「審判」が、永い時間軸を持っている、というお話でした。
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