彼はどう思っているの?part4・・彼の気持ち
リーディングケースにご応募いただいたものです。
ゆかさま 占日時2020/12/04
彼の顕在意識に「運命の輪」、深層心理には「吊るし人」です。「吊るし人」は『修行』のカードです。絵柄のように手足を『拘束』されて『身動きができない』状態を指します。閉塞感?いえ、絵の中の吊られた男は穏やかなほほえみを浮かべ、その頭には光が描かれているのです。手足を縛られているからこそ、思考が冴えてくる状態を意味しています。身動きのとれない現実と向き合い、今は『ほかに選択肢がない』けれども、現実を受け入れて『辛抱』することで、『事態の好転』を静かに待つ姿勢のことです。
恋愛関係での心情として示された場合、相手のために『自己犠牲』を厭わない感情、と読み、彼がゆかさんのために、ゆかさんとの結婚を叶える為に、仕事に不満のある状態を『辛抱』しているのでしょう。先の希望(この場合家族にも約束しているゆかさんとの結婚を指しているはずです)を叶えるために、今は身動きの取れない状態(仕事がうまくいかない状態)が不満でも、ここを『辛抱』して乗り切ろうとする『覚悟』の感情です。
そして顕在意識に「運命の輪」。肖像画であるタロットカードのなかで例外的な人物像のないものです。『運命の転機』を示し、就職/転職/引っ越しにベストカードです。このカードが気持ちとして出ていますから、ここの解釈としては、彼がゆかさんとの結婚のために、不満のある職場に耐えつつ転職の絶好機を活かしていこうと決めている、そんな覚悟があるのだな、とわかります。
ただ、彼はそれを「隠者R」が示すように表現してくれていませんから、ゆかさんが不安になってしまって当然だといえます。表現しないのは、「皇帝R」に理由を求めるなら、「皇帝」は“夫”のカードでもありますから(家の『リーダー)が夫であることから)、転職してご自身の稼ぐ力であったりが『安定』し、『経済基盤』を手に入れてからと考えるからなのだと推察できます。
そういったところを考えすぎていて(「隠者R」の象意でもあります)、ゆかさんに伝えてしまった言葉が“まだ早い”と言うだけなのでしょう。
本日、週1の対面鑑定日、東京大神宮近く 占い処すずらんに待機します。
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