高千穂に遊ぶ

朝食前に雲海を見に国見ケ丘へ向かいました。天気予報は雨で、時期は11月というし、日の出にも遅れたので色々ダメだわと思いつつ標高513mの丘まで九十九折を走りました。丘に辿り着く前に視界が開けて、ココロ逸って車を停めます!!!


まるで白い大蛇のような雲が山々の間に立ち込めていて! 本当に少しずつ形を色を変えながらある様はなんという神々しさでしょう!


神話の時代、建磐竜命(タテイワタツノミコト)が、 九州統治の際に立ち寄って国見をされたこの地からは高千穂盆地や阿蘇の五岳、祖母連山を見渡せます。感動的でした。

高千穂峡でボートに乗ること、今回のアクティビティの目玉に計画していたのですが、残念ながら増水のために叶いませんでした。阿蘇溶岩の浸食によってできたという見事な柱状節理の断崖絶壁。高千穂といえばあの写真、眞名井の滝、神話に由緒のある鬼八の力石や月形など名所を抑えつつ遊歩道を楽しみました。


ユキノシタにミズヒキ、ヒガンバナとフジバカマ・・山の花とひらひら舞う小さな蝶と一緒に歩きます。滝の音、川の流れの音にわずかに小雨の音が和して水の和音に包まれる・・周囲にひとがいなかったのでマスクを外して「あ~」と声を出してみました。上流へ進むと川幅が狭くなって、水の音が力強くなったように感じました。自然の造形に畏敬の想いが沸きました。

神社巡りもこの旅の目的。数多く巡りたかったけれど午後には大分に向かわなければならないスケジュールなので、槵觸(くしふる)神社、荒立神社、天岩戸神社を厳選しました。芸能と縁結びに御利益があるという荒立神社。7回叩いて祈る未来板木。7つの願いを叶えてくれるそうです! 「昨日、新しくしたばかりです」と教えてもらったハート形の板木を叩いて、リピーター様の心願成就を祈りました。

昨日の夕食にいただいたのは棚田米でした。収穫の直前、黄金色に輝くだんだん田圃は本当に美しくて見惚れてしまいます。用水路の水の色、畦の雑草の緑、黄金色の稲穂、たなびく煙と紫の山並み、薄曇りの空。自然の色の重なりがとてもきれいでした。


この後、大分に向けてひた走るのでした。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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