就活の行方part2・・辛い現状における彼女の姿勢

リーディングケースにご応募いただいたものです。

さりーさま 占日時2020/08/25

ポジション1;問題の焦点を示すカードは「吊るし人」、『選択肢がない』ので、『自分を犠牲』にして『辛抱』をしなければならない状態を顕しています。カードに描かれた吊られた男は罪人で受刑のシーンであるのですが、手足縛られちに吊るされるという過酷な状況の中で穏やかな笑みを浮かべています。この彼は『(辛抱した暁には)この辛抱が報われる』ことを知っているのです。そのためにこの彼は『じっと動かないで』いられます。


ポジション7;彼女の姿勢を示すカードは「デス」ですね。『停止』が第一義のこのカードをみると、「吊るし人」と併せて考えて、彼女は今就活を一時的に停止しているのだとわかります。


ポジション9;この問題を解決する彼女の能力(場合によっては室温者の欠点/問題点も示されます)としては「星」が出ています。『希望と夢』を顕す”未来を見つめる”カードです。星八上にいる我々から手が届かないものですから、『遠いビジョン』だけれども『きっといつか』掴む意識といったような、彼女の前向きな姿勢を示しています。


これはポジション1;「吊るし人」に繋がりますね。


今はポジション8;周囲の要素を示すところに「悪魔」、これは彼女の就活が首都圏で為されていて、それにはコロナ禍の影響が多大であることを顕しています。


彼女は、コロナ禍のために彼女の条件と合する求人も少なく、したがって積極的に動けないでいるけれど(このあたりが「吊るし人」、「悪魔」、「デス」が示すものです)今は動けない状態ながら彼女は希望を失っていません。それゆえ「吊るし人」のカードが示すように『じっと動かないで』いるのは、『深い洞察力』会ってのことだともいえるのです。


「吊るし人」の象意には、『修行/難行』『身動きができない状況』とありますが、それを受容したとき、このカードの象意は変化をみせます。『復活』『再生』『逆転する問題』・・。今動かないで(動けないで)いることを彼女が悲観せず『辛抱』する努力をしているのです。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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